十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

誕生日ウィーク2:中華編

紹興酒とワイン

さて、三連休最後の日曜日。私は生まれて初めてのミュージカル体験をしてきた。うちのお母さんがずいぶん前から「オペラ座の怪人」by劇団四季のチケットを取ってくれていたので、昼の1時の部に間に合うように母、妹のクローバーとアオコ、そして叔母の女5人が集合した。
何がすごいって、舞台美術のすごさ。子どもの頃に観たヅカとは全然違うテンポの速いシーンの移り変わりとそのクオリティ。くるくると変わっていく舞台、ずっと歌っている俳優さんたち。ミュージカルって、タモさんが言うようにホンマにずっと歌ってるんやな〜と感心。たまに「そこはセリフでええんちゃうん?」みたいなところもあるのだが、ものすごいスピードでどんどんストーリーが展開していく。おそるべき劇団四季!主人公の一人、クリスティーン(女)をめぐる男達の思いが交錯しながら、あっという間に2時間半が過ぎていった。
その後軽くお茶をして、うちの男連中も集まり、夕方5時から中華で宴会がスタート。一応とーちゃんの誕生日ということもあって、「おめでとう」の乾杯をして食事をいただく。割にこじゃれた中華なので焼酎のロックもちぃとしか入っていない。「ダブルのさらにシングル足して」みたいなわけのわからんオーダーをしながら、酒も皿もどんどん空いていく。
で、和やかに宴が過ぎて、みんなと分かれ、サイゾーを引き取り帰宅。まだ9時過ぎだったので、泡盛のロックでさらに乾杯。とーちゃんに「劇団四季は確かにスゴかったで〜」と説明し、しまいに酔っぱらってきてミュージカル会話に発展する。「あなた〜、氷を入れますかぁ〜♪」「そうだね、入れてもらえるかぁ〜い」と歌い合い、くるくる回りながら冷蔵庫へ。多分、昨日オペラ座の怪人観た人の、10分の1くらいの人は絶対やってると思うわ、ミュージカル会話。なんか、しつこう、脳の奥にあのリズムが残ってしまうんよね〜。