十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

梅干し戦争完全終結宣言!?

すっかり暑くなりましたね。暑くなると身体が欲しませんか?クエン酸。少し前から「ボクにはクエン酸が足りないっ」と50親父は嘆き、「なあ、あんた〜。お母さんに言うて梅干しもらい〜な〜」と50歳とは思えない厚かましいコメントを発しておりました。買いにいけばいいんやけど、うちが大好きな宝梅は売っている百貨店が限られていてね、なかなかタイミングが合わなかったの。そうこうしているうちに、昨日わざわざお父さんが届けてくれたわけです♪




うひょ〜宝梅ちゃん、いらっしゃい♡まずはお母さんに「ありがとう」のメールを送ったら、母から<取り合いせんように【禁】>のメッセージが。これまでの梅干し争奪戦の顛末を知ってのコメントです。うちらも50歳と41歳のええ大人やん。梅干し一つでいちいち目の色変えてケンカするのもどうかと。そうやね、取り合いせんようにしなあかんね。大人になるわ。だから…






2つもらったので、一つずつに名前を書いて分担をはっきりしました。わかりにくいかもしれんけど、「と」と「か」を大きく書きました。これでお互い、自分の梅干しを食べたいときに食べたらいいわけです。いがみあうことも、奪い合うことも、これでもうないでしょう。梅干し戦争完全終結宣言です。「もう私たちは〜梅干しをめぐる〜争いを〜ここに〜終わらせる〜ことに〜いたしました〜」






昨夜さっそく「そうや!ボク梅干し食べようっと」と強気になった親父は宝梅を開けました。「うふ♪おいしい♡」と喜んで食べてます。私はまだ置いておきたいので「いらない」と言うと「じゃあ、ボクのを食べ〜な。かまへんで。ボクって太っ腹やん」と言う。なんと平和な展開!しかも親父は調子に乗って「梅わさ作るもんね〜」とさらにもう一個取り出して作り始めます。なんと大胆なっ!






「ほらほら、かーちゃんも食べ。おいしいで梅わさも」と気前よくすすめてくれるが、何かあやしい。「いいです。これ食べたら<あんた〜ボクの梅干しも食べたやんか〜>っていつか私の梅が奪われるもん」と言うと、ククっと笑いながら「まさか。ボクがそんなことすると思ってるのん?ボクはそんなに小さい男と違うで」と余裕の発言。いやいやあんたは十分ちんまいですから。関西ちんまいおっさんコンテストがあったら、かなり上位に食い込めるから。間違いないよ。







だってねパッケージに、いつ、いくつ食べたかをかき込んでるのよ?これは明らかに「ボクの分がこそっと取られないように」の証拠を残すためのもの。私がとーちゃんに隠れて「ひひひ、今のうちに1個食べたれ」と盗み食いするとでも思っているのか親父は。梅干し戦争はしばらく落ち着きそうですが、この食べた証がどんどん増えたころにまた再燃する可能性大ですな。これは。