十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

年末のお買い物。

年の瀬ですね。我が家ではとーちゃんがアレがいるコレを買い替えたいとプランを立て「ニトリと無印とユニクロに行かなあかんのよ」となってました。結局この三店を巡ればなんでも揃うわけですね。ところがこの三店がひとところに揃う場所はそうそう無い。我が家から近い場所に唯一あるのが天満橋。そう、シティモール略してシティモ。昨日ようやく行ってきました。

 

f:id:chikuwansai:20181216112140j:image

 

「まずは一番上に行こう」とユニクロにむかい、親父のぬくぬくスエットセットと私のぬくぬくパーカー、トイレ用スリッパを購入。なぜか親父はトイレのスリッパを「ユニクロのがええんよ」と思い込んでる節があるんやけど、まあかまへん。そこはこだわらん。次に1つ下の階に移動してニトリへ。「お風呂の椅子とオケを買い替えるで!」と風呂売り場に行って目星をつけていた商品をチェック。風呂椅子の高さが5センチ刻みであるので、すべてを実際に試してみるとやっぱり高い方が立ち上がりやすいGGIとBBA。「値段は高くなるけどコレやな」と一致してクリアな素材のタイプを選びました。キッチンマット、親父熱望のラグ用テープをひと通り買って(ちなみにネットで買うたら7000円以上で送料無料な)、さあ無印へ。

 

f:id:chikuwansai:20181216112916j:image

 

化粧水と化粧用のコットンを買えばいいだけのはずが、かわいい寝間着を見つけてしまった。しかし6000円もする。高い。「どうしようかなー。ネルの素材はイヤやねんなー。フリースなんてもってのほか。やっぱりコットンなんよねー」と悩んでいたら「好きなん買うたらええやん」と親父が言うので「あらそう?」と贅沢しました。あとは私の室内用スリッパを買ってほくほくで買い物終了。あとはクリスマスまでにサイゾー用のぬくぬくクッションを探してあげようと思ってます。これはamazonで充分ね。

 

f:id:chikuwansai:20181216113233j:image

 

さて、問題はここからです。買ってきたこれらのモノたちを親父は頑として「正月まで使いませーん」と言い張る。ちょっと待てぃ。今使ってる風呂椅子とオケは年内に大型ごみで出すやろ。ほんだら椅子とオケは無くなるわけや。どないすんねん、地べたに座って洗うんか?と聞くと「そないしたらええがな」と言いよる。何が悲しいて昔の侍みたいにしゃがんで身体洗わなあかんねん。私のスリッパも「すぐ使うな、正月まで待て」と言う。足元冷えるから買うたのになんでやねん。とこんな風に買ったはええけど、まだまだ揉めそうな年末です。

吐いた犬。

金曜夜の定例ミーティングを終えて席に着き、スマホを開くととーちゃんからLINEが。見ると「サイゾーが吐いた。しんどそう。できたら早く帰って来てやって」とある。は?吐いた?あんなに元気そうやったのに?と思い、急いで電話すると「大量に胃液を吐いてそのまま転んで立てなくなった。いまは寝てるけどぐったりしててしんどそう」と言う。えらいこっちゃ。やばい。すぐに「ごめん、サイゾーがぐったりしてるらしいから病院行ってくる」と駆け出した。自転車を置いてタクシーで家に向かった。虫の息のサイゾーを思い浮かべてドキドキする。

 

f:id:chikuwansai:20181211124309j:image

 

家に帰るとサイゾーはソファの上で寝ていて想像していたほどぐったりもしてない様子。まずはひと安心。とーちゃんに今日の様子を聞いてサイゾーを抱き上げ、またまたタクシーでテンダラー先生の病院へ向かう。するとあいにくテンダラーはお休みらしい。残念すぎるけど仕方ない。代わりの先生が診てくださることになり、診察室に入る。すると現れたのは恰幅がよくて色黒の若い男性の先生。獣医というよりまるでうみんちゅや。今日の出来事をひと通り説明したら「考えられるのは胃腸炎、もしくは膵臓や腎臓などの疾患からの嘔吐、そして誤飲ですね」と冷静に話すうみんちゅ。「誤飲は無いと思います。家に1日いましたし」「では胃腸炎か内臓疾患かですが、このまま様子を見る方法もありますし、内臓疾患かどうかを調べるために血液検査する方法もあります」。年も年やし不安の種は潰しておく方が良いに決まってる。「血液検査してください」と即決した。

 

f:id:chikuwansai:20181211124326j:image


1日何も食べてなくて(お昼を食べなかったらしいからこのあたりからしんどかったんやな)、嘔吐で体内水分も少ないので血圧が低くなかなか血がポタポタと落ちてこない。後ろ足と前足からも血を取って検査したところ「リパーゼ」という膵炎の疑いのある数値が500以上を弾き出している。「お母さん、この数値は胃腸炎でも上がる数値です」「はい」「このままではどちらの疑いもあるため、今夜は絶食してください」「はい」「明日はご飯を半量にしていつものフードを与えてください。もし食後にまた吐いたら膵炎の可能性が高くなります」「はあ」「吐かなくても日曜日にもう一度連れてきてもらえますか?再度リパーゼの値を確認します。下がっていれば胃腸炎になります」「わかりました」とそのあと皮下点滴をしてようやく帰宅。帰ってからのサイゾーは点滴が効いたのかワンワンと動き回り「メシくれやー」と元気で「お前は絶食なんだよ」「吐いたら膵炎でソク入院なんだよ」と言うて聞かせるものの言うても聞かん。犬だから。

 

 

f:id:chikuwansai:20181211124401j:image


さて土曜日。丸一日なにも食べてないからかなりお腹が空いてるやろうと早めにご飯をあげたものの食べない。食べようとするも食べない。はて。私は外出の用事があるのであとはとーちゃんに託して出たところ、午後になってご飯を食べた!そして吐かなかった!と連絡が!良かった。これで膵炎やないやろう。サイゾーでかした!

 

f:id:chikuwansai:20181211124425j:image

 


日曜日の朝、病院に連れて行きようやくテンダラー先生に診察をしてもらえた。血液検査をしたところリパーゼは80台にダウンしていて膵炎の疑いはきっちり晴れた。無罪潔白!「急性胃腸炎ですね。でもまだ胃が腫れてるなあサイゾーくん」とテンダラーサイゾーのお腹をしっかりと触りながら言う。こういうところが安心なんよなあテンダラー先生。うみんちゅ先生も良かってんけど、あの人一度もサイゾーの身体触ってなかったもんなあ。「3日分胃薬を飲ませたら治ります」と言われ、安堵して病院を出ました。

 

f:id:chikuwansai:20181211124543j:image

 


さてこの犬の急性胃腸炎。なんでこんなんに罹ったのか聞いてみたら「季節の変わり目にはよくありますね。あとはストレスとか?他のワンちゃんと接触してないならそういうことだと思いますよ」やって。お前毎日ぬくぬくした生活で季節の変わり目て。ストレスて。どういうこっちゃいほんま。

 

 

また12月がやってきた。

ニヤニヤしながらスマホを眺めていると何となく気配を感じたので目線をあげたら驚いた。そこに12月がいた。「い、いつのまに!」「いやもう丸一日こちらにおりましたけどね、あなた全然気づいてくださらなくって」とこれまたいつのまにか緑茶をすすっている。「ああそれ、先週の親父を止めるなパーティの動画ですか。楽しそうで何よりです」「おかげさまでとてもおもしろかった」「そうでしょうそうでしょう。あなたあたしの一年前の忠告をなにひとつ活かさずにこのパーティの準備に勤しんでおられた」「嫌味ですかそれは」「ほんの少し」「いやだってこれだけのドッキリを仕込むとなるとそれなりに準備が」「わかりますわかります。皆まで言わなくてもわかります。Tシャツひとつ発注するのも面倒なものですから」とうなずく12月。「で本題はここからです。あなた去年私に文句をおっしゃいました。来るのが早すぎると。なので私はあなたにご提案しました。おせちとお歳暮の手配や大掃除を早め早めにやっておけばいいと。なのにあなたは私を無理やり眠らして無きことにしようとなすった」「あのときはすみませんでした。ほかに方法が思いつかなくて」「まあ、いいでしょう。過ぎたことをつべこべ言っても意味はない。要は今年はどうするのかってことですよ」とポンと膝を打つ12月。

 

f:id:chikuwansai:20181202120407j:image

 

「で、何かひとつでも済まされてるんですかね」と私の顔をぐいっと覗き込んでくる。「まあ、やってないわけじゃないです」「何を?」「えーっと、とーちゃんに蒸気で掃除できる機械を買ってあげました」「他には?」「そうそう、昨日九条の鶏肉屋さんでお正月用の鴨肉を予約してきました。今回はフグを止めて鴨鍋にするの」「ほほう。で?」「あとは、、、何もしてないです」と小さくなっていると12月のやつ背筋をぐんと伸ばして「私が来たということは今年ももうあと1ヶ月しかありません。どうするおつもりで?」と責めてくる。来週の日曜は家族で集まる予定があるので本気出すのは15日から。うちはとーちゃんが家にいるので平日も頑張ってくれるはずと言うと「そんな曖昧な予定であなたがやりたい大掃除がきちんとできるのか、年賀状はどうするのか、あたしは不安しかありませんよ」と名古屋土産に買っていた味噌饅頭をかじりながら「ははん」と言う。

 

f:id:chikuwansai:20181202121452j:image

 

「12月さんあのね、あなたに不安を感じてもらう必要はないと思うんですけど」「おやま、逆ギレですか。あたしゃあなたのこの1ヶ月を心配してわさわざ早めに来てあげたというのにこの言われようだ。じゃあ勝手になさい。どうなってもあたしのせいにしないでくださいよ。それだけ言いに来たんですからね」と味噌饅頭の包みをぎゅっと握ってぽんと置きスタスタと出て行った。くっそ12月め。覚えとけ12月め。あんたなんかあっという間に過ぎてしまうんや。やるで大掃除!年賀状も早めにやるで!とーちゃん頑張るんやで!

親父を止めるな!

ずいぶんご無沙汰の更新となりました。いやー忙しかったのよ。仕事はもちろんですがプライベートでもね。さーて何から話せばよいかな。あれは9月くらいのことだったと思います。仲の良いメンバーをLINE部屋に招待して、私からあるお願いごとをしました。「とーちゃんがこの11月の誕生日で還暦を迎えます。なので皆さんとドッキリパーリーを仕込みたいと思います。協力いただけますか?」と。みんなが賛同してくれて、この2ヵ月余りこそこそとこのパーリーの仕込みをしてきました。パーリー名は世のトレンドを踏まえて「親父を止めるな!」。さーて何を仕掛けましょうかねえ。

 

f:id:chikuwansai:20181125115920j:image

 

場所はいつもお世話になっている京都のワインバー「カヴァレッタ」さんに決定。みんなの予定を合わせて24日開催となりました。お声をかけたのはここ数年実際にとーちゃんと会って遊んでくださっている方々で、東京メンバーにも声をかけました。いつもの世田谷、ガロ&ヨーコ夫婦、呑兵衞さん、マコト。関西からはいつものメンバーが顔を揃えてくれることになり、長野旅でお世話になった兵庫にお住まいのケイさん、三重松阪在住のトモヤくんも参加してくれることに。イラストが上手なトモヤくんに親父の顔を描いてもらいTシャツを作りました。還暦なのでもちろん赤。ね、めっちゃかわいいでしょ?このTシャツ。でもこの日以外どないすんねんという迷惑Tシャツ。ま、ええか。

 

f:id:chikuwansai:20181125120730j:image

 

こうして見ると赤で壮観。良いわー正解やったわー。さらに仕込みとして、ガロさんと私で新曲を作りました。2人で作ったのはその名の通り「親父を止めるな」で私が歌詞を担当。親父から聞いた話や実際に起こったことをベースに3番まで書いてファンク調のカッケー曲に仕上げてくれました。まずは聞いていただきましょう。

 

https://youtu.be/MbzxYd9MTNg

 

俺は知っている(You know!)
何でも知っている(I know!)
織田信長
秀吉に
つけたあだ名を知ってるかい?
それは
ハダカデバネズミ
(ユーノー アイノー ユーノー アイノー)

 

俺はモテている(You know!)
女がついてくる(I know!)
同志社大学
卒アルの
写真を撮れなかくなったわけ
女子が
集まりすぎたから
(ユーノー アイノー ユーノー アイノー)

 

俺は狙われている(You know!)
俺は知りすぎている(I know!)
あの街角の
ビルの上
ライフル構えたスナイパー
やばい
俺を狙ってる
(ユーノー アイノー ユーノー アイノー)

 

f:id:chikuwansai:20181125121502j:image

 

ユーノーアイノーが耳に残る名曲ですね(自画自賛)。ガロさんはこれ以外にもう一曲作ってくれて、親父のスキー伝説をテーマにした「黒いイナヅマ」も披露してくれました。ほんとサイコー。

あとの仕込みは世田谷の変装です。カヴァレッタさんの新しいスタッフとして変装してほしいと世田谷に頼みました。「シモンハジメ」という料理人志望のコミュ障というキャラクターをつくり、ヅラやヒゲやを研究してくれたんやけどこれがもうおかしくて。変装したシモンがバイトとしてカウンターの中にいて、他の東京組とトモヤくんは別のところで控えててもらうので関西組のまゆみちゃんに付いてもらい、いつもの持ち寄りワイン会のテイでスタート。ちょろちょろ現れるシモンに笑いをこらえながら、シモンが親父にバレないかとヒヤヒヤ。そこでくたりー起点の「グラスが汚れてる」というちょっとしたいざこざが起こると同時に東京組が歌いながら入ってくる!というプランでした。後で聞いたらシモンが世田谷って親父気づいてたらしいわ。ヅラとヒゲのさらなる研究が必要なようです。(またやるんかい)

 

f:id:chikuwansai:20181125123332j:image

 

大阪組もドッキリさせようと、あえて不参加を伝えておいて後から入ってきたマコトは、自分で手描きでニセTシャツを作ってきました。ワロタ。お店の湊さんとウニちゃん、このドッキリプランに協力してくれたその他の皆さん、ほんとにほんとにありがとう。もう親戚がほとんどいない親父にとって、このメンバーは血のつながり以上の大切な仲間です。みんなにも「楽しかった」「一緒に仕掛け人になれて良かった」と言ってもらえてほんとうにうれしい。これからみんなに撮ってもらった動画と画像を集めてスペシャルDVDとフォトブックを作ろうと思ってます。これも参加協力いただいた方へのお返しプレゼント。ニヤニヤしながら動画をチェックして、思い出になる記念品にしたいと思ってます。

 

ほんとみなさん、私のワガママに付き合わせてすみませんでした。でもサイコーの1日になりました。親父もたいへん喜んでおります。ありがとー!

 

f:id:chikuwansai:20181125124238j:image

良いまち。良い休日。

昨日は昼酒しようと家から歩いて15分ほどの蕎麦屋さんに行きました。ご夫婦でされている小さいお店でお蕎麦が美味しいのはもちろん、一品もいろいろあって程よくつまんで酒を飲み、最後にお蕎麦で締めるという最高の時間が楽しめます。おかあさんもユニークな人で私たちを覚えてくださっているし、昨日は祝日なので念のため電話を入れて営業を確認してから行ったら、きちんと席を確保してくださってました。ありがたい。

 

f:id:chikuwansai:20181104093730j:image

 

なにわ筋の銀杏が目の前に広がる二階席のロケーション。都会の真ん中にいるとは思えない静けさです。「ほんと気持ちいいね」とまずはビール。たまらない幸福感。休みはこうでないといけません。

 

f:id:chikuwansai:20181104100009j:image

f:id:chikuwansai:20181104100017j:image

f:id:chikuwansai:20181104100031j:image

 

脂ののった秋刀魚をほちりほちりしながら日本酒をいただく幸せ。こういうのが一番いい。私にとって一番の贅沢やと染みる。「ありがたいねとーちゃん」と年寄りふたりしみじみ。この秋刀魚、苦い内臓はとーちゃんの好物なので、私は身を堪能しました。きれいに骨だけになっておかあさんもびっくりしてはったわよ。

 

f:id:chikuwansai:20181104100600j:image

 

この後難波に出て日本酒の居酒屋にでも行くか、と予定してましたがお腹いっぱい幸せになったので「もういいやん。ぶらりして帰ろうよ」と予定変更。近所のワインショップで今度の持ち寄り会のワインでも選ぼうかと向かいます。まだそんなに銀杏は色づいてないけど青空とのコントラストが美しい。

 

f:id:chikuwansai:20181104100837j:image

 

近所にある倉庫のようなワインショップで「たっか。これ700円ほど高いで」「大きい声で言いな」とやいやいしながら4本セレクト。ここでワインを買うとコーヒー無料券がもらえるのでテラスでコーヒータイムです。「かーちゃん、このコーヒー酸っぱい。なんやこれ」「そういう豆なんやろ。アイスも酸っぱいで」とタダのコーヒーに文句垂れる酔っ払い。さてサイゾーを迎えに行こうかと席を立ち、

 

f:id:chikuwansai:20181104101141j:image

 

あれま、ついつい途中にあるエスプレッソバーに寄ってしまいました。ワインはやめたらしいけどカクテルはあるのでまたまた乾杯。お兄ちゃんひとりでやってはるこのお店、エスプレッソが美味しくてこっそり有名なの。「久しぶりですねえ。どないしてはるんですか」「ボクすっかり主夫やってるねん。これでも毎日大変なのよ」とか話してたら、カウンターの奥から「こんにちは」と女性の声が。あら、マルケ料理のオーナーさん。お久しぶりです!またお店に行きますね!とまたまたやいやい。「ほんでさあさっきそこでもらったコーヒー、やたら酸っぱいねん。どない思う?ポン酢入ってるんか思たで」「いやあ、あそこはそういう豆を敢えて入れてるみたいですよ」「いわばコーヒーもフレーバーなわけやね」とお話しして最後に本当に美味しいエスプレッソをいただいて店を出ました。ごちそうさまでした。

 

f:id:chikuwansai:20181104101758j:image

 

珍しくパン屋に寄ってサイゾーを迎えに行き、早い時間に帰宅。楽しかった。(酸っぱいコーヒー以外は)どれも美味しかった。この町は本当に豊かやと思う。そしてそういう町にいろんな知り合いがいて「こんにちは」と挨拶しあえる関係があるのが何よりうれしい。17年この町に住んで根を張って住民になれてることを誇りに思う。先日うちのヤング女子が東京の人と結婚して向こうで住むことを不安がっていたとき「その町を早く好きになりや。お店の人と話をして、顔を覚えてもらって、ちょっとずつ挨拶する人を増やしていくんやで」と話したけど、そうしてくれたらいいなと改めて思う。昨日は難波に行かなくてよかった。しみじみと良い休日になりました。

 

 

 

ともだち。

昨日は日帰りの東京出張でした。朝早くから東京に移動してうちのオフィスに入り、ひと仕事して昼から芝公園界隈のクライアントさんに伺って打ち合わせという予定。ツイッターに東京に向かうことをつぶやいたら、高校時代からの友人ペッスやもっさんが返信してくれた。やりとりしている間にもっさんも午前中、芝公園界隈にいることが判明。場所をLINEに移してやりとりし、ランチを一緒にすることが即決しました。

 

f:id:chikuwansai:20181103104848j:image

 

東京に住む独身おっさんの世田谷氏から田町駅近くの餃子が美味しいお店を教えてもらっていたので、もっさんと合流後迷わずこの店へ。会うのはかなり久しぶりやけど、今やあらゆるところでつながってるので今さら話し込むこともそんなにない。「昨日はペッスらとランチやったやろ。連日すまんで」「かまへんかまへん」「えらい豪華なフレンチ食べとったやん」「あれはな、大阪からポール(マッカートニーやで)のライブ見にきた山下くんが私らに奢らせてくれっていうて仕方なくやな」「なにいうとん」とこんな感じ。もっさんはうちと同じでおっさんと犬と暮らしていて仕事もバリバリやるタイプで共通項も多い。けどそうやな、そんなに話し込むこともあんまりないな。

 

f:id:chikuwansai:20181103105744j:image

 

SNSでお互いの状況がわかってるからってこともあるやろう。けど友だちって、昔の若いときとは関わり方が随分変わってる。高校時代はお互いのことを何でも知ってて、同じような物を持ち、腕を組み、歌を歌い、笑い転げていることが一番の安心やった。明け透けになんでも言い合うことで落ち着きを感じてた。いつの間にやら、うん、社会人になってからかな、距離とともに言わないことが増えた。久しぶりに会うと話し込んだけどもう全部を知ってもらおうという気持ちはなくなった。肝心なことは伝えたけど、結局全部自分の問題やから自分で解決せなならんと思うようになったんかな。それが大人になるっていうことやったんかな。

 

f:id:chikuwansai:20181103110345j:image

 

30分程度、餃子定食を食べながらなんやかんや話し、お店を出て「ほなまた」と解散。また明日学校で会うかのようなあっさりした別れ方や。50歳のBBAやからか、まだ仕事があるからか。こうしてちょこっと会えるのはとてもうれしいし、もっさんだけでなくこの日帰り出張に何人かの友人が「時間が合えば」と声をかけてくれたこともとってもうれしかった。残念ながら今回はもっさん以外には会えんかったけどね。長い時間を一緒に過ごしてきたもっさんたちのような友人も、SNSきっかけでリアル友だちになって親戚のように仲良くしている友人も、私たちの周りにはたくさんいてる。ゆるくて長いいろんな糸でつなかっている幸せを感じながら、とーちゃんの待つ大阪に帰りました。で、帰ってから。「なんや、そんなんやったら泊まってきたらよかったのに」って親父に言われたし。クッソ!!

プロの出張テクニック。

この度の北海道出張において、事前のシミュレーションを何度も繰り返していました。一番の懸念は「寒さ」です。どのくらいの防寒が必要なのか。コートがいるのか。薄手のダウン程度で事足りるのか。札幌界隈の週間天気予報をチェックして「19度ってどんな感じよ」「そらあんた大阪の11月中旬レベルやがな。さっぶいで」と親父とやりとりし、「わかた。キリがない。しかも読み切ることは無理。あらゆる想定の上で荷物を送ることにする」と決定。「ダンボールに詰めて送るわ」と言うと、「あんた箱の中にビニール入れて包むんやで。ダンボールの扱いはひどいからな。濡れることもあるかもしれん」と親父が言う。なるほど。クリーニングの大きな袋を箱に入れ、その中に荷物を詰めていくことに。

 

f:id:chikuwansai:20181027101958j:image

 

薄手のコート、ニットを2枚、細身のパンツも2本。コットンのインにジャケットと薄手のダウンも仕込み3泊のコーデを回せるようにセット。これに意外とかさばって重い化粧品類、折りたたみ傘、下着などなど詰めて完璧な梱包に。どんな寒さもどんとこいや。シルクのストールは手持ちに入れて機内を含めた寒暖調節もOK。手持ちのカバンにはMacBookを入れなあかんので出来るだけ荷物は軽くしたかったしちょうどいい。土曜日に荷物を出して(これまたクロネコメンバーズだと家まで取りに来てくれるからラクちんね)肩掛けバッグひとつで札幌に向かいました。

 

f:id:chikuwansai:20181027102948j:image

 

これ結果的に大正解。箱にびっしり詰めるとシワになりにくくて出し入れもしやすいので狭いホテルの部屋でもかさばらんのよね。帰るときもサッと詰めて出せるので非常に効率的でした。結局コートを着てちょうど良いくらいやったし、送っておいてジャストミートよ。そうそう、忘れてた。入れておいて良かったのがもうひとつ、短パン。取材が終わって部屋で仕事するときにラクな格好したいやん。寝巻きというわけにはいかんので、短パンでくつろげました。部屋は寒くないからね。解放的で最高。これも緻密なシミュレーションの成果でした。

 

f:id:chikuwansai:20181027104212j:image

 

私くらいの出張のプロになると、シミュレーションの質が違う。寒暖差をはじめあらゆるシチュエーションを想定し、必要なものを絞り込める。お出かけ用の小さいバッグ、暑いかもというときの扇子、豊富なビタミン剤と葛根湯も忘れません。「最悪買えばええやん」と思いつつ、当たるとうれしいんだなこれが。さあ北海道からダンボールが返ってきたのでさっそく片付けましょう。これで北海道出張もきれいさっぱりおしまい。あとは8人分の原稿を仕上げるのみと。ひい。