みんなが到着する金曜日の津野町はあいにくの雨。午前中に到着したアオコ(妹やで)とマコト(おっさんやで)はもうどこにも行かんでいいと言うので部屋で乾杯。くたりー家族は天気がいい高知市内に立ち寄ってから宿に入りました。この日の夜は宿でご飯(ほれ、例のふわ汁も!)をいただき、部屋で飲んでバタンキュー。翌朝目が覚めたら待望の晴天です。
朝の散歩に出たアオコから「もうタープ立ててる人おったで」と聞いていてもたってもいられんなった親父、8時には河原に着いてタープを立ててひと安心。天気は最高にいいんやけど、
濁ってるし、増にして水。誰が出したのか注意喚起のための黄色い旗がはためいてるし、これでは流れ禁止です。仕方ないと足をつけてみるとめちゃくちゃ冷たい。南アルプスちゃうでここ。みんなで並んで足をつけていたら、不思議なもんでもうちょっと浸かってええんちゃうかという気分になり、
座り位置を一段下げてさらにイン。これがまた最高に気持ちいい。「かーちゃん、もうそれやっちゃいます?」と言うくたりーの「お楽しみはもう少し置いとこう」性格もおもしろく、これはこれでキャッキャと楽しい。しまいにはみんなで石投げ(ピュンピュン弾くやつね)大会になり、流れられんでもなんなりとあるもので遊べるもんやと感じ入りました。ちなみに石投げが一番上手いのは、後から来てピュンと投げたらすごかったとーちゃんでした。「学生のとき鴨川でよう投げてたからな」やって。ヒマか。
さて翌日の日曜日。水量は随分下がって川に透明感が戻ってきました。それでもまだ黄色い旗はなびいてる。「外してええんちゃうん」「外すの忘れてるだけちゃうん」とぶつぶつ言うてたら「まだ流れたらあかん。速さがきつい」と地元のおっさんのように流れを禁止する同志社法学部出身をちらつかせるうちの親父。私とアオコが買い物に出て戻ったら「とーちゃんが流れていいって言うてたよ!」とうれしそうに教えてくれるマコト。くたりーと息子は川で遊んでる模様で、早速親父の許した範囲で流れました。待にして望!
もう地元の家族連れも随分集まってたので、大人が自由に流れて遊んだら子どもも真似する危険性を考慮しての判断だったようです法学部。結局3流れしかできひんかったけど仕方ないね。
豚太郎(とんたろう)の話もまとめておかないといけません。日曜日の最後の晩ごはんはもともと高知市内に泊まる予定だったこともありノープランでした。宿から歩いて行けるところにある豚太郎はチェーンのラーメン店なんやけど、メニューはいろいろあるので気軽な晩ごはんにもってこい。ところがどこかやる気がなくて、ちょいちょい休むし、予約電話をかけてもそっけないので「無理ちゃうか」と話してました。わかた、決めた。行って話つけるわ!と昼の営業時間に押しかけ「今晩7人予約お願いします。うん、テーブルでもOK。え?よその宴会が入ってて料理に時間がかかる?全然構いませんよ。はいよろしくお願いしますね」と万事OK!こういうときは行って話つける方が早いのよ。ちなみに私たちが到着すると鍵がかかっていて予約以外は入れないようにしてました。やっぱりやる気ないな豚太郎。
豚太郎から帰ったら、お待ちかね(え?待ってない?)のクイズ大会!あらかじめみんなに出題してもらうテーマとして「この旅の出来事」と「この一年の出来事」の2つを告知していました。全員がこのクイズを出して正解者の点数をつけ、順位に応じて賞品がもらえる流れで全員本気モードです(酔うて眠たいアオコ除く)。これも結構盛り上がったなあ。くたりーの奥さんと息子の出すクイズが絶妙で、この旅クイズなんて同じ体験をしてるのに「そう来たか!」ってなるんよね。それにみんなのこの一年の出来事を知れたのも良かったなと思いました。我ながらええクイズやったわ。来年もやろー。
翌朝の月曜日、みんなで一緒に朝ごはんをいただいて、めいめいのタイミングで帰路に。台風7号が近づいてることから渋滞を覚悟してましたが、意外とすんなり帰ってこれました。いろいろと気を揉んだし、天候次第の行き当たりばったりなことが多かったけど、どんなときでも上手くいって楽しめたのはみんなのおかげ。一年に一度の新庄川をいつものようには楽しまれへんかったことも、来年の楽しみが倍になったと思えばいいか。実は9月にうちの実家メンバーとの一泊高知の予定がありまして(とーちゃんはお留守番)、高知にまた行ける!しかも初秋!と今から胸が高鳴ってます。いひひ。