GW 3 : 公園で飲みました。

今日は予定通り靱公園ピクニックに行ってきました。すっかり我が家のゴールデンウィークの恒例行事になってますが今年で何年目になるんやろ？去年はテレビクルーが来て親父がうれしそうにペラペーラしゃべったのにも関わらずまったく使われずでしたね。結論から言うと今年はネタになるようなことは何もありませんでした。はい。

作っていった焼き飯がとびきり美味しかったこと、お天気が曇りがちでもひとつやったことくらいでほんとブログに書くようなことはないの。飲んで食べてお昼寝してチコちゃんに叱られるくらいボーっとしてました。はい。

犬もボーっとしてましたけどそれでもこんな感じでうれしそう。昔は周囲に目光らせてワンワンやかましかったけど、目が見えないこともあって割に大人しくてお利口でした。はいジジイ。

そういやこの頃ずっと気になってることがあって、あのねアスファルトについてとても注目してる。老犬を歩かせるのに向いてるアスファルトとそうでないアスファルトがあるのよね。石がゴツゴツしてるアスファルトなんて歩かせるのがかわいそうで思わず抱っこするしね。なんであんなつまらん道にするんかな。経費削減か？すごい短い間隔でアスファルトの種類が変わるのもなんでなんやろ。ツルっとしたやつですべて頼みますよほんと。今度写真撮ってこのネタを改めてまとめたいな。

簡易テント（タープ？）の花が咲いてるように見えるほどヤングファミリーで賑やかな靱公園でしたが、ここでアウトドアフェアやったらいけるよね。工具とか便利グッズとかテントとか、講習会兼ねて販売したらいけると思うねんなあ。どうでっかスノーピークさん。来年大阪市に交渉してぜひに。みんな夏に向けて準備する時期でっせー！

GW 2 : 家で飲みました。

休暇2日目となる昨日の日曜は、サイゾーを休めるためにも「家にいよう」となりました。サイゾーはおじいちゃんなので、毎日出かけたりホテルに預けたりするとストレス溜まるし身体もしんどそうなの。なので私は会社にパソコンを取りに行きがてら買い物を、とーちゃんは筋トレすることに。せやねん、とーちゃんの筋トレ時間かかるねん。おまけに腰痛が続いてるから様子見ながらやるってさ。

さて私。午前中に愛車の紺太郎とサイズの大きなシマノリュックのコンビで会社に行き、まずはパソコンをゲット。それからほたるまちという自転車で15分ほどのところに行きました。ここで産直野菜が集まるイベントをしてて、覗いてみたかったのよね。思ってた以上に人が多く、暑い。無料のサンプリングに行列が出来てたけど私はそういう根気強さが皆無なのでスルーして野菜をどっさり購入しました。野菜をリュックに詰めて、今度はスーパーライフへ。サイゾーのササミと焼き芋（最近ご飯にお芋さんが入ってないと食いつき悪い）が切れてたので必要なものをまとめ買いしてようやく帰宅しました。

荷物重いし喉乾いてるしお腹も減ってクタクタ。我慢できず「プシュしようかな」となりまして、適当におかずを用意して

はい、これで堕落。ほんとは家で仕事をするつもりでしたがやる気すっかりナッシング。まあええ、まだ休みはたんまりあると、録画したまま見てなかったドラマのアンナチュラルを一気見してこの日を終わらせました。野菜室にパンパンの野菜が詰まってるから、仕事やるのと同時に野菜を使い切るのもこの休みの宿題ですなあ。

GW 1 : 九条で飲みました。

おはようございます。もうゴールデンウイーク2日目です。ぼーっとしてたらチコちゃんに叱られるので、昨日は初日を飾るべく外に飲みに出かけました。「難波の初がすみにでも行くか」とサイゾーをホテルに預けて駅に向かったものの「なあ、ほんまに初がすみでええん？」と原点に立ち返り。「せやな、ほかに行きたいとこあるか？」と道端で議論して「久しぶりにおかあちゃんの店に行こう」と決定。中央線の駅に向かいました。

電車に乗ったらひとつ席が空いてたので、ひと駅で降りるのにパッと座ったわたし。目の前にとーちゃんが立つと、隣に座ってたヤングカップルがすかさず立って親父に席を譲ってくれました。「いやいやひと駅で降りるんで」「こう見えてまだ若いから大丈夫」と伝えてふたりに座ってもらいました。九条に着いて降りるときに「ありがとうね」と言うといたけど、親父内心ぷんすか。「僕が年寄りに見えたってことお？」と言うから「世の中的にはせやろ。ええ子達やんか。ありがたいと思わなよくある偏屈なジジイになるで」とやいやい。ま、きもちはわかるけどね、人生初の席譲られ経験やもんな。

おかあちゃんのお店は2時からなので食堂に立ち寄り、ビール引っ掛けて蕎麦食べて空腹を満たしました。ゴールデンウイーク最初の酒は麒麟ラガーってことね。こうしてようやくおかあちゃんのお店でチューハイをぐび。久しぶりだったのでよく見たらカウンターがきれいになってごちゃごちゃしていた内装も少し片付けたのかこざっぱりしてる。せやし店の営業時間も3時からに変わってる！ちょっと待って今2時過ぎやけど。「ええねん、お客さん入ってきたら別にかまへんねん」やって。暖簾出してないのはそういうことやったんやね。

大根とヒラテンのおでんを頼んだらこれ。たまご２つも入ってるけど「それおまけ」やて。とーちゃんが頼んだヒラテンがまるで存在感ナシなのがウケる。さらに

「焼き肉食べるか？」と頼んでないのに持ってきた。これは400円。お金は払うけど気分的には実家感なんよね。気に入らんお客には露骨な態度出すしほんとおかあちゃん面白い。落ち着くわ。

こうして気分良く過ごした1日目。今日はちょっとだけ買い物に出かけて家で仕事する予定です。明日はいつもの靱公園ピクニック予定。天気と上手く付き合わんともったいないからね。明日はブログを書くようなネタがあるのか？それではご機嫌さんで参りましょう！

ブリッジするかのごとく。

先日、うちの会社でささやかなパーティが行われました。東京オフィスのS氏がこの度還暦を迎えるため、東京メンバーからの「サプライズで祝ってあげたいんです」との要望に大阪メンバーも賛成。S氏を夕方外に連れ出し、その間準備をして暗闇になったオフィスに戻ると「おめでとー！」とやるプラン。同時に大阪とスカイプでつなぎ、ボスや主要メンバーからのお祝いの言葉と乾杯の後、ピザやケーキで歓談しようという内容でした。

大事なことはS氏を驚かすことなので、東京メンバーはS氏に気づかれないようコソコソ支度するのが大変やったらしい。料理やケーキの手配だけでなく、お祝いの動画や飛び出す絵本風メッセージブックも、みんなから画像やコメントなどの素材を集めて上手く編集してくれました。これにはおばちゃん涙ちょちょ切れ。みんなの頑張りもあって、S氏はブリッジするかのごとく驚き、喜んでくれて作戦成功！みんなで「やったね」となりました。若手が主導してやってくれて楽しかったです。ほんと。

宴が落ち着きかけた頃、改めてボスから発表が。ひとつは結婚で退職が決まっているスタッフ女子への労い、そしてもうひとつが「知ってる人も中にはいるかと思いますが、デザイナーのYさんとコピーライターのAくんがこの度結婚することになりましたあ」との発表。一同シーン。そして「ええええーー！」とみんなブリッジしそうな驚嘆。Yさんの方が一回り上の年の差婚であること、まさかの2人であることで、本日の主役のS氏も「ウソでしょ？」をリフレインすることしかできないブリッジぶり。そらそうやわ、私も最初に聞いたときブリッジしたもん。（心で）

「さらにもうひとつ。Yさんのお腹には赤ちゃんがいまあす！」とボスから発表され、またまた一同ブリッジ。ねえさんデザイナーとヤングコピーライターだからね。そらブリッジもするてなもんや。うちの会社は設立して20年以上経ちますが、初めてなんよね社内結婚。記念すべき第一号としても、心から幸せになってほしいと思っています。結婚生活も育児も甘ないからな、今のうちに盛大楽しんでや。

話は変わりまして、ただいま新幹線の中です。東京での取材を済ませ、今は新大阪に向かっています。さあ9連休のスタートです。とーちゃんが昨日から腰痛ひどくてよちよち歩きになってるから、予定してた大津ぶらりも行けるかどうか暗雲。ほんまタイミング悪いおっさんやで。舌打ちするわ。海外旅行はもちろん国内旅行さえない長期休暇ですが、リフレッシュできますように。楽しむでー！

パーマあてたら洗たらあかん。

あと1週間でゴールデンウィークですね。4月ももう終わり。我が社は昨年と同じ9連休なのでもうお尻が浮きまくってます。とーちゃんとどのように過ごすかを議論して

●大津日帰りぶらり旅

●マメノキさんピクニック

●ひとりで映画鑑賞

のみ決まってます。えーまだ6日も残ってるやん。どーすんのよ。うひひ。今週は粛々と仕事を片付けて、一点の曇りもない9連休にしないとです。

さて久しくブログを更新しない間に、髪型を変えました。「やるんやったら思い切ってやっといで」と親父に言われ、チリチリパーマ復活です。ヘアスタイリストのエイジ（私と同い年でパツキンやったで）に「パーマで後ろを刈り上げてブロックみたいにしますか？」と提案されたけど、一気にそこまでやってしまうのはさすがにためらい「それはまたにしよか。プロセスを踏みましょう」と一旦チリチリのみに。この夏にはカットしにいこうと思ってます。

サロンを出て、とーちゃんと落ち合ってイタリアンでランチして、家に帰って「風呂入ろ」と思ったときにはたと気づいた。パーマあてたら（大阪弁ではパーマは「かける」んちゃうで「あてる」もんなんやで）頭洗ったらあかんのやったっけ？と。パーマ液が落ちるからシャンプーしたらあかんとか言うよね。しかしかなりパーマ液も進化しとるで。エイジも「パーマの手順が変わるほどではないけど液は随分良くなってます」て言うてたし。ツイッターに何気なく「頭洗ったらあかんのやっけ」と書いたら、いろんな女子から「あかんでー。流すだけにしいやー」と返信が。そうか、そうなんか、と思いつつ風呂って、ボケーっとしてたんやろな、つい洗ってしまいました。そのことをまたツイッターに書いたら「洗ったん！？」「あかん言うたのに」とあっちこっちから避難轟々。そんなにアカンことしたんかワシ。すすすみません。もう心に刻んだで、「パーマあてたら洗たらあかん」リピートアフターミー！

しかしこのチリチリ頭、とてもナイスなんやけどやっぱりガリガリボディにこそ似合う。ZARAのモデルのような鉛筆みたいなボディにこそかっこいい。なので決めました。8月の盆休みまでに3キロ落とします。今年こそ頑張ります。たった3ヶ月、なんとか辛抱できるやろ。まずは活動量を上げるための策を考えなければ。ファンキーなBBAめざしてやるでー！

甥っ子姪っ子への手紙2

早いものでこの春から王子は高2、姫は中2になったんやね。進級おめでとう。楽しい時期やな。何やっててもケラケラする年頃や。いいなあ。ねーねーにもあなたたちのお母さんにもお父さんにもそんなときがあったんやで。一生の友だちに出会って、毎日泣いたり笑ったり怒ったりしてた。1日は長くても学生時代はあっという間に過ぎてしまうから、大事に毎日を過ごしてください。

こないだのニュースで、相撲の土俵で倒れた市長を救命処置した女性数名に対して「女人禁制の土俵から降りなさい」ってアナウンスされたのあったやん？あれあなたたちどう思った？ 違和感はあった？ ねーねーはまずね、ためらいなく駆け寄った女性（医療関係者なんやろね）が素晴らしいなと思ったな。かっこいいよね。ねーねーはこんな仕事なんで「どこかにコピーを書ける方はいらっしゃいませんか」と緊急事態で呼ばれることはないから仕事を人助けに活かせることはまずないやん。偉いなあ、素晴らしい仕事やなあと思った。そしてあのアナウンス。長年にわたって継承されてきた相撲のルールやから、とっさに「アカンこと」として止めたんやろな。ではなんでこのニュースがこんなにもやもやしたものになるんやろうか？

倒れた人を助けるという目的で土俵にためらいなく上がる人、立ち入ったらあかん所なので注意する人。これはそれぞれが自分の役割を果たしているからどちらも「悪い」わけやない。けれどこのとき何を優先すべきことなのかを考えたらもちろん「救命」や。「入ったらあかんていうてる場合か」というのが多くの声やしねーねーもそう思うけど、「女性が土俵に上がっても良いケース」を考えてなかった相撲協会が一番アウトやったんやろうと思ってる。昔は女の人の医療関係者が少なかったんかもしれん。観客もほとんどが男性やったんかもしれん。その古い時代の当たり前を見直しもせずそのまま引きずってるからこんなことになったんやろう。そして相撲協会に染み付く「決まりごとであるルールを守る」ことが一番の目的になってることが、一番の問題なんやと思う。

その行為がなんのためのものであるのか。仕事も勉強もクラブの練習も、それをきちんと腑に落としとかんと、やってることがいい加減になるしきっちり身につかん。さっきの「ルールを守ることが目的」になっても何にも意味ないのと同じやな。特に仕事になると、やってるうちにいろんな人が口を挟んできて振り回された結果「あれ？こんなことになる話やったっけ？」とゴールを見失うことも結構ある。目的という軸をしっかり定めたらやるべきことは具体的になるし能動的に取り組めるもの。どんなこともやらされて文句言いながらグダグタするなら、やる意味を見つけて工夫しながらやる方がおもしろくなるに決まってる。どうせやるならその方がええねん、絶対に。

王子、あんた去年の冬のお家の大掃除のときにえらい文句たれてたそうやな。やらんでええやんて？アホいいな。自分らが毎日暮らす大事な場所を家族全員で年にいっぺんくらいきちんと掃除するのに意味がないわけないやろう。綺麗になった窓が、床が、コンロがどれだけ気持ちいい？掃除ひとつにも頭を使って「どうしたら早く綺麗になるか」考えてやってみ。こんなこともおもしろの対象になるんやで。

話は戻って、あの市長さんはご無事だったそうで、救命された女性たちも報われたね。良かったね。救命処置は1分でも遅れたら命に関わるからほんともたもたしてる場合やないらしい。だからねーねーもAEDの使い方を習っておこうかと思ってるねん。なんやったら一緒に行こうよ講習会。こういうことでもできることを増やしておくことはきっと無駄にならんと思うよ。

ブイヨンのこと。

コピーライターの糸井さんが犬を飼い始めた話は自然とほぼ日で目にするようになって、書籍も購入してベイビー時代の「ニコちゃん」から「ブイヨン」という名前に変わっていったのも見守っていました。そう、まるで近所のおばちゃんがときたま目にして「かわいいねえ」「大きくなったねえ」と目を細めるような気分でブイヨンの成長を見ていました。うちの犬よりも2歳ほど若いけど、やっぱりお金持ちのお子な感じがぷんぷんしていて、幸せな犬やなあと思ってたな。着ているお洋服もお家のインテリアもどれも素晴らしく、うちのサイゾーのビンボーくささに笑えたものです。

ブイヨンが亡くなったと知ったのは先週の木曜日のことでした。1年ほど闘病をしてたことも知らなくて、てっきり幸せな余生を過ごしていると思ってたのでいろんな意味で驚きでした。いや、驚く以上に気持ちがざわめいた。ああ糸井さんも樋口可南子さんも、大変な思いを長らくされてたんやなあという気持ち、ブイヨンがいなくなってしまったんだという事実への落胆。近所のおばちゃんにとってもショックの波がじわじわときました。と同時にヨボヨボな足取りで目の前を通るうちの犬がいっそう愛おしく感じられたのは正直な気持ちです。

一度も会ったことのない犬にこんな気持ちになるのは、ブログ犬で有名だった富士丸くんのときもチコちゃんのときも同じでした。犬との接し方や見つめかたをときには学び、参考にさせてもらっていたので、私がサイゾーにしていることはこうして生かされているのかなと思う。糸井さんがマーキングをするブイヨンのことを「お手紙を読んで書いているのだ」と表現されてたときになるほどと手を打ったし、溺愛してるのに適度な距離感を保ちながら観察眼をもつスタイルも良いなあと思っていました。闘病期間が長かったようなので、覚悟の時間は十分にあっただろうと想像するし、少しは荷がおりたところもあると思う。でもこれからしばらくがきっと辛い。いなくなったぬくもりを、抱きしめることのできない侘しさを、使い手のいない食器やおもちゃを、どこにぶつければいいのかと途方に暮れてしまうと思う。きっとこれを消化するのに時間がかかると思う。うー泣けてきた。犬、いや動物と暮らしはじめて最も恐れることを乗り越えられる自信はどこにもないけど、サイゾーが喜ぶことをできるだけしてやりたいという気持ちを新たにしました。ブイヨンどうぞ安らかに。いつかサイゾーがそっちにいったら、仲良くしたってください。大好きなボール遊びがめいいっぱいできるといいね。