十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

傑作夢。

夢のなか。

「うわっ、ハッ、ハッ、ハッ」とお腹を抱えて笑いながら目が覚めた。本当にお腹を抱えた体勢から身体をよじり、壁の時計を見ると朝の7時。まだ30分は眠れる。あまりに面白くて楽しい夢だったので、もう一度続きを見よう。そう思い目を閉じた。
夢の中で、ある建物の1階と思われるフロアに私はいた。古びたエレベーターがあり、私の周りにはたくさんの女性がいる。誰かが「もうすぐスマップが降りてくる」と叫ぶ。エレベーターの表示板を見ると、上の方の階でエレベーターは止まっていて、しばらくしてそのエレベータが降りてきた。どこからともなく始まるカウントダウン。「15!14!13!…5!4!3!2!」チーンとエレベーターが音を立て、扉が開き、中からスマップ5人が出てきた。キャーとざわめくフロア、動き出す女たち。すると人混みをかき分け、木村拓哉が私の方へ近づいてくる。「…でさあ、今日の昼メシ何食べた?」と私に聞いてくる。「ああ、今日は豚キムチ丼を食べたよ」と言うと、キムタクが「あ、オレは、豚キムチイクラ丼。じゃあ一緒に食べたらよかったね」とやさしく私に声をかける。そんな私たちの状況に羨望の目を向ける女たち。でも誰も私たちに近づくことはできない。周りに目を向けると中居やらゴローちゃんたちがそれぞれ取り巻く女性たちに声をかけている。そうしながら、スマップは全員扉の外に出ていった。騒ぎが収まり、女性たちはちりちりに分かれていき、ふと目をやると階段の下で高校時代からの友人のヨーコさんが座っている。「ヨーコ、おったんや。スマップとしゃべれた?」と少し興奮気味に私が声をかけると、ヨーコさんはこういった。「ううん、私がしゃべったんは氷川きよし」。何で氷川きよしやねんとケラケラケラケラ笑う私たち。。。。。


ほんまに、今思い出しても、おかしくて仕方のない不思議な夢。言っときますけど、この夢ぜんぶホントですから。作ってませんから。おバカやな〜ワシ。いくつやねん、ワシ。でもさ、豚キムチイクラ丼って何?