谷啓さんが亡くなりました。私はもちろん、クレイジーキャッツ世代ではないですが、かくし芸大会でのハナ肇の銅像やガチョーンのオチなどはしっかりこの目に焼き付いてます。私にとって谷さんは晩年の俳優さんのイメージが強いですけど、ムーミンパパのようなやさしい雰囲気が大好きで、「ああもうまた一人あっちへ逝っちゃったよ」と残念(泣)。昨夜、ワイン会でほろ酔いになって帰ってきたとーちゃんに谷啓さんのことを告げ、「もう何やったらあっちの世界の方が楽しそうやな〜」という会話になりました。
親父がいない間の晩ご飯。
落語、地獄百景の世界では、三途の川を渡ると「冥途筋」というストリートがあって、そこは芝居や落語、飲み屋などなんでもござれの楽しい世界。もしかすると藤山寛美の舞台やら、クレイジーキャッツのライブなんかもこれから見られるかもしれません。「もうさ、この先、お父さんもお母さんも死んで、みんなあっちに行ってしまったら私もすぐに行きたいな〜」と言うと親父も賛同。「ボクはさ、三途の川を渡った河原で店やるわ。っていうかそこの親父さんに見込まれて、小股の切れ上がった娘と一緒になって店任されるようになるねん。くふ♡」ととーちゃんもさっそく妄想スタート。
親父は辛子明太子とポテサラ。
「最初は茶店やねんけど、流行に流行っていろんな店出すねん」と小股の切れ上がった嫁はんと一緒に多角経営の乗り込むらしい。それはそれで勝手にやってくれい。「あんた絶対、ボクやってわかっても声かけなや」と言うので「当たり前やん!絶対声かけたりせんし、そっちも声かけんといてや〜」とやいやい。私は芝居見たり漫才見たり、居酒屋やバーで飲んだり忙しいねん。「あ、お母さん、一緒に買い物行こうや〜」とかしてるもんね。うふ。やっぱりあっちは楽しそうやのぅ〜♪
という落語ベースな会話でしたが、今日はこれからまた落語会に行ってきま〜す。今日は若手の人のようで、詳しいことはよくわかっていないのですが、前回の反省(腹が減って仕方がなかった)を生かし、軽くお昼を食べてから落語会に臨みます。結局飲んでばかりのような気もしますけど、そのお話はまた次回に。