十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

ああ懐かしの宇高連絡船。

その昔、私が子どもの頃はまだ瀬戸大橋明石海峡大橋もあるわけなく、高知に行くには岡山まで出て、四国に渡るには連絡船を使わなければいけませんでした。その名も宇高連絡船。乗っている時間は1時間もなかったと思うのですが、この船に乗るのが子ども心に楽しみで、「旅」な感じにウキウキしていたのを覚えています。お楽しみはもうひとつあって、連絡船の甲板で食べるうどんがやたら滅多においしかったんだなあ。人気のためすぐに混雑するので、乗船するなり「あんたら、ピャッと行って並んでおいで〜!」と母に指示され、走る私たち。行列の末手にする一杯のうどんに「うんめー」と心おどらせておりました。ああ、懐かしや。














で、なんと、その連絡船で食べたうどんがこちらで再現されていたのです!ここは高松駅の構内。この前、高松に行ったときに時間がないので「確か駅に立ち食いうどんがあったからそこで食べよう〜っと♡」と思い、マリンライナーを降りてすぐに向かったら、なんと「連絡船うどん」と書いてあるではないかいな!「ああ、あのときの」と郷愁感でいっぱいになり、ためらいもなくのれんをくぐりました。周りはおっさんばっかりやったけどね、気にせん気にせん。














私が頼んだのはちくわ天のうどん。子どもの頃に食べたのは、きつねやったか天ぷらやったかいなと思い巡らしながらいただきました。あのね、いわゆるコシの強い讃岐うどんでは無くて、どちらかと言うと関西風に近い。でもダシは讃岐ならではのイリコダシで、コクがあっておいすぃ☆「ああ、こんな感じやった〜」と思いながらペロリしました。丼が小さくて、新喜劇のうどん屋に出てくるくらいのサイズ感。そもそも甲板で食べるものやったからね、まあええねんけど。














ちなみにこちらは岡山駅で見た高知か松山行きの電車。アンパンマン仕様でかわいい〜♪実はこのアンパンマン列車についてツイッターでつぶやいたところ、思わぬ展開になったのですがその話はまた後日に。ぐふふ、面白かったんだよね〜。















最後に打ち合わせ終わりに立ち寄った、いつもの高松駅の寿司屋での鉄火巻。うふふ、こちらも恒例になりましたね。一緒に行った会社のメンバーと「何が楽しみてこの鉄火巻!」というのが合言葉化してるからね。直帰する開放感とともに、ルービーと共にいただきました。ふう、幸せ。ということで、こんな感じの先日の高松レポートでした。ちなみにこの鉄火巻を2本お持ち帰りして、とーちゃんのお土産にしてあげましたよ。なんてできる妻〜〜〜☆