以前、おねえさまのkeiさんに「とーちゃんは緑の手やね」と言われて気をよくした親父。つまり植物を育てる手をもっていると言われ、せっせせっせとうちの狭いベランダで植物を育てています。前も書いたと思うけどやつの代表作はアボカド。スーパーで買ってきたアメリカ産だかのアボカドの種をきれいに洗って水耕で根を出し、土に植え、今やこんなことに。
わさわさのぼーぼーやでしかし。アボカドだけでいったい何鉢あるんやろ。こないだの高知旅行で枯れた鉢もありますが「いいんよ。こうして新陳代謝してまた新しい葉っぱが出るんよ」とグリーンジジイが言う。そしてこの前、私の好物の枇杷を買った後も「このタネ育ててみよう」となり、綺麗に洗って土に植えたら
芽出てるし。ほんまうっかり種もん買われへんで。全部植えよるで。枇杷は10個ほどあって、この個別に植えられた琵琶子たちは実は一軍。育ちの良い子だけが選抜されてこの待遇を受けています。ということは
残った二軍がこちらにいます。「なあなあかーちゃん、あの二軍の枇杷子どうしたらええと思う?」と言うので「まあ一軍の子らがほんまに育つかわからんわけやし、様子見て二軍の一軍昇格も考えたらええんちゃうか」「せやな」「いつ頃まで時間はあるんや?」「もうそろそろ土を来年に向けて準備せなあかんからもう見極めなあかんのよ」らしい。まるでプロ野球チームの経営陣のような会話ですが、忘れてはいけません、枇杷の話です。せやけど冷静に考えてみよや、枇杷5鉢もいりますか?グリーハンドマンにとっては命の選別がこの上なく苦しいらしく、「だれかもらってくれへんかなあ?」なんやて。どなたかいります?枇杷子。
これはバジルですけど、この子のルーツはスーパーの野菜売り場で売ってる土付きポットのハーブシリーズ。キッチンの片隅で水で育てて使い終わったらはいおしまい、のハーブすら土に植えたがるグリーンハンドマン。ほんでこのわっさわさ。料理にもっと使ったれやと言うと「ボクそんなにバジル好きやないんよ」やて。今私がグリーン親父にお願いしてるのは「来年の夏にピーマンが成るようにしてほしい」ということ。この夏は野菜を育てなかったので来年はもぎたてのピーマンを食べたいというのがグリーン(←雑)に頼んだ唯一のミッションです。ピーマン用の土作りに励むためにも、あの二軍枇杷子をどうするかが重要ならしい。あ、そうそう、こないだ立派な根付きのパクチーを買ったので2鉢土に植えたらこれはどちらもダメでした。でもグリーンが言うには「彼らから命をもらったからいいの」なんだって。
来年の夏に立派なピーマンがわっさわっさ成るようにかどうかわかりませんが、先日Amazonから新しい土が届いてました。我が家はまるで農家さんです。