十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

花火のかけらを見よう。

昨日の結婚記念日は特別なことはなにもなく、会社に行って仕事して、夕方買い物して戻り、家でご飯食べました。ええ、なにもなく。とーちゃんは「違うんよ、ちゃんとかーちゃんのためにバローロの2001年を開けようと思ってるねんから」と言いますが、「それ、どこで開けるんさ」と聞くと「それはノープラン」なんだって。ダメだこりゃ。でもね、肉屋で買い物したら「3000円以上なのでこちらをどうぞ」と言われて冷凍のミニハンバーグをもらい、薬局では「遠いところありがとう」と言われて栄養ドリンクをもらい、クルマの野口さんをガススタに洗車出したら「時間があったのでコーティングを2回やっときました」と言われたよ。オマケの日か!?それとも神様が結婚記念日のプレゼントをくれたのかしらん?それなら神様、いっそ宝くじ当てて〜〜☆













昨日は淀川で花火大会があったので、毎年恒例、我が家のベランダから「花火のかけら」を観賞するプランです。これは先日アルファさんにいただいたバジルのザーピー。しっかりめの生地で食べやすかったわあ。こういうのもあるんだね。













お酒は昨日、とーちゃんが調達してきたロゼ泡です。「しかしかーちゃん、花火がはじまるまでだいぶまだ時間あるで」と親父は言いますけどね、いいんだよ。みんなは暑い中会場に集まっているというのに、私たちはこうして涼みながら酒を飲んで花火を待つ。なんと粋なことよ。そのかわり花火はろくすっぽ見られへんからね。かけらやからね。仕方あるめえ。













犬です。床を水で濡らしているのでそそくさと椅子に上がり、「さてさてワシのおいしいはどこにある〜♪」と期待してますが、アホぅ。ないわ。ずっと「なあなあワシもなんかくれや〜」と言うてましたけどね、基本人のものは与えない主義なのでダーメー。さっきおやつあげたでしょ。














さて時が経ち、日が暮れて、8時前には「ドン」という音とともに花火がはじまりました。いや、はじまった模様ですというのが正しい表現ですね。ご覧のとおり我が家からは大きな花火が上がらない限り、かけらすら見えません。だいたい最近の花火大会はスターマインが主流になって、中盤と最後に大玉を仕掛けてきますからね。私たちのチャンスはここしかない!















キター!!見えた見えた!え?見えない?正面の建物の右側にチラリと半円のかけらが見えるでしょ?これ、我が家からは最高の花火。いいねえ花火はやっぱり。キレイだね〜☆















さらに怒涛のフィニッシュ(を音で感じている)ですよ〜!見えますか?今度は正面建物の上にチラリと見えるでしょ?すごいすごい、ヒュ〜♪こうして夏の恒例、花火鑑賞が終わり、またひとつ夏のお楽しみが消えました。ああ悲しい。「あーあ、後はもう高知に行って盆踊りだけやなあ」ととーちゃんもつぶやいてました。さて、今日の日曜日は、昨日できなかった結婚記念日らしい過ごし方を予定しています。午後からお出かけしますが、その「らしい過ごし方」についてはまた次回に。ちなみにバローロは開きません。そこはほれ、いざとなったらケチなとーちゃんですからw