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十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

ハビやんとのその後。

へえ。すんまへん。あれから一週間が経ちましたね。「とっとと書きやがれ、もったいぶりやがって」とか思わないでください。今週も忙しかったのです。そして来週も20日頃までビッグウェーブがやってきます。(え?また書けへん言い訳するなって?)ということで、前回の続き、スペインのワイナリー、ハビエルさんとどうなったのかでしたね。Twitterやインスタで既に知っている方も多いと思いますが振り返ってみます。しかしまあなんですな〜。人生何が起こるかわかりませんな〜。
















団長がうちの近所のリカルドにハビやんと来るということになっていたので、私たちもまずはここへ。私たちのもっぱらの関心は「で、団長はうちに来る気なんか?真意はどうなんや?」ということにありました。彼らが来るとなったときのために、一応とーちゃんが昼間にせっせと掃除をして万全を期してはいましたが、どうなるかはまったくわからん。すると団長が「今日は8時からこの近くのお好み焼き屋さんを予約してるんですよ」と言う。『・・・ってことはうちに来るつもりは無いんやな』と安堵と寂しさを同時に感じていたら、「でもま、8時までまだ時間あるしね。とーちゃん家にちょっと寄せてもらってもええかな〜なんて」ときた。「来るの?じゃあスタンバイせなあかん」となりまして、先にとーちゃんが家に戻り、ウェルカムスタンバイ。で、
















我が家でかんぱ〜〜い!!ちょっと奥さん、どう思う?うちなんてさ、普通の庶民でさ、まさか家にスペインでワイン作ってはる人が来るとは思わんよね。こんなことがあるんだねえ。とか思っているヒマもなく、ハビやんに「泡盛飲む?ロックにする?」と泡盛を勧め、「ちょっと梅干しと塩辛食べてみなはれ」と出してみたら、「泡盛とのマリアージュがええな」と言う。団長の的確な通訳によって「ハビやんはどんなとこに住んでるんや?」「うちはスペインの山の手や。ワインの他にオリーブオイルとかいろいろ作ってるで」「ほう、すごいな。一回ハビやん家にも寄せてもらわなあかんな」「おう、かまへん。来たらええがな。迎えるで」とわいわい。ハビやんすんごいフレンドリーで、ワインについても熱く語ってくれてめっちゃ楽しい。一時間ほどこうして過ごして、8時のお好み焼きの時間に。そこでとーちゃんが「かーちゃんも一緒に行って来ぃ。きちんとアテンドしてあげ」と思わぬ大人なセリフを言うので…
















あはは〜♪と一緒に行きました。ハビやんはめっちゃお好み焼きが好きだそうで、上手にお箸を使って食べていましたよ。ここでもべらべらと話し込んだけど、酔っ払ってたのと一週間前の出来事のため、詳しいことは覚えてません。。。。すんまへん。ということでハビやんとすっかり仲良しになりまして、その翌日の月曜日、

















スペインのバスク料理で人気のETXOLA(エチョラ)さんで行われたメーカーズディナーにわたくし参戦してきました。サイゾーのことがあるので我が家からは2人で参加できないため、今回は「かーちゃんが行っておいで」となったのです。仕事がヘヴィで時間的に「むむう」な状況やったけど、せっかくハビやんと親しくなったし、いつもの仲間もたくさん参加するので、思い切って行きました。いや〜、行ってよかった。マジで。

















メーカーズディナーとは、今回で言うとハビエルのこの「Val Sanzo」のワインに、エチョラが合う料理を提供して一緒に楽しむ会、ということです。用意されたワインは泡から赤まで計8本。ひとつの料理ごとに次のワインが注がれ、その度にハビやん&通訳の団長のワイン紹介が入るわけです。どんな料理が出てくるのか、それに合わせていただくワインがどんなものか、ずっとワクワクが続くのね。すんごい楽しい♪
















最初に出てきた料理はこれ。白のスパークリングに合わせて「アマ海老とピキージョピーマンのアイスクリーム」です。奥さん聞いた?ピーマンのアイスクリームですってよ!「へえ〜〜」と隣にいるツイ友スノンと言いながら口に入れると、まあピーマン!でもアイス!甘さはあるんやけどスイーツとはまた違ってびっくら仰天。すごいなあ、エチョラさん。度肝抜かれるわ。
















その次の料理はこちら。「仙鳳趾産カキのスモークとカリフラワーのクリーム」です。ああ、もう味は想像して。このクリームに程よくスモークされた、それでいてしっとりと生感のあるカキが交わるおいしさ。。。ああ、今すぐ食べたい。このときに戻りたい。もちろんワインとの相性もバッチリなわけです。
















そして私たちを最もノックアウトしたのがこの「イカ墨ごはん」。リゾットですね。濃厚でさ〜、粒感がちょうどよくってさ〜、たまらんわけよ〜。「ねーさん、糖質制限は今日は休止なん?」とスノンに聞かれ、「当たり前や。こんなときにそんなしょうもないことしてたらただのアホや」と返して一粒たりとも残すことなく完食しました。ちなみにこのイカ墨ごはんについては、この会に参加していたツイ友のピコさんが「これをまた食べたくて早速エチョラ予約した」との情報が入っております。吸引力がハンパねえ。















淡路産鯛のビスカヤ風では、この周囲のソースが「ウニか何かの魚介系」かと思いきや、野菜によるやさしいお味でした。盛り付けも美しいよねえ。この頃には赤ワインにスイッチしていましたが、「マリアージュってこういうことを言うんやな」と今さらながら感じ入った次第です。私はワインのことはよくわからんねんけど、料理を邪魔せず、料理を引き立て、それでいて一つ一つにしっかりと個性があるという良いワインの形を改めて教えてもらいました。















肉料理の後にデザートが出て、最後にハビエルと団長のご挨拶。実はハビエルは農業工学技術者でMBA持ってて、土壌分析からワインづくりを考えているという「スペシャルかしこ」だったのです。ほう。泡盛飲ませてよかったんかいな。でもまあ、本当に楽しい時間でした。しばらくこの日の余韻が抜けなくてさ。Twitterに後で書いてんけど、この場はみんながプロやった。料理を真剣に作っている人、ワインを丁寧に作っている人、場をスムーズに進行する人、それらにきちんと向き合う人(客)。だから素晴らしい時間になるし、みんなが心地よくこの場を体験できる。ほんとに幸せでした。行ってよかったとつくづく思う。そしてこういう体験をたまでいいからすることって、自分にとってとても大事なことにも気づきました。心の中がふくらむような感じかな。とにもかくにも、楽しくて幸せな時間をくれた団長、ハビエル、エチョラの皆さん、そして快く行かせてくれたとーちゃんにありがとう。ハビやん、今度は居酒屋とーちゃんするからまた家に来てや〜〜♪