十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

色気づく理由。

最近になって化粧品をよく買うようになりました。といってもブランド物を揃えてるのでなく、ライフ(スーパーやで)やドラッグストアで売ってるどこのんだかわからんのがほとんど。買うのは大抵アイライナー(目のふちにラインを描くもの)、眉毛描き(これはそのまま)、あとマニキュア。若い頃からとんと化粧に疎く、何もしてこなかった私がなぜこうなったのか。答えはひとつ、BBAになって顔が変わってきたからです。

 


あれはいつの頃からだったでしょうか。気がつけばマリコイシハラ並みにボーボーだった眉毛が端の方からハゲちょろけていた。なんでこんなとこがハゲとるんや?薄々になっとるやないか、と眉毛描くやつを購入。次第にまぶたの垂れによって目が小さくなっているのにハタと気づく。あら、わたしの目はもともとパッチリちゃんじゃなかったけどこんなに酷くはなかったで?と思いつつアイライナーを使いはじめることに。安いのしか使ってないからいろいろ試してみたいとちょいちょい買うようになったのね。敷居の高い百貨店の化粧品売場なんて恐れ多くて近づけないので、ライフでこと足りてるというわけです。

 


マニキュアについては、長らく患っている掌蹠膿疱症の症状が快方してきて、爪がまともになってきたから久しぶりに使ってみることに。いいわねマニキュア。これだけでちょっとテンション上がるね。いろんな色を買い揃えてTPOや気分に合わせて選んでます。ネイルサロンに行ったことないけど、このくらいの爪に戻ってたらきれいにしてもらえるかしらんと思ったり。これからは長いこと買いもしてなかった口紅を使うようにしようかなー。なんせBBAになって顔色悪いからなんか貧相なんよなあと、ドラッグストアに行ってはあれやこれやと悩みながら選ぶのが楽しみになってます。そうそうシミ隠しのコンシーラーもいろいろ試してみたいのよね。

 


同じ歳のうちの男性アートディレクターK氏と話してたら「ボク最近オーデコロン使うようにしてんねん」と驚きの発言をするので「なんでまた。加齢臭対策か?」と聞くと「ちゃうわ。なんかええ匂いやとええ気持ちやん」やって。そうなんよね。50歳過ぎたら自然とさ、色気づいてくるわけなのよ。てかいろいろやらんとキツいのよ。過度にならずさりげなくビューティホーになるよう、BBAの健気な試行錯誤は続いていきます。

 

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タコとミチコ。

この週末の東京(正確には幕張)出張で、東京の友人に会ってきました。メンバーはかつて一緒に高知に行き、昨年は福井〜金沢旅を楽しんだガロさんandヨーコ夫妻と、永遠の独身男世田谷氏。最初に軽くゼロしようとビアホールのようなお店に世田谷とふたりで入り、まずはビールで乾杯。「ここはメンチカツが有名なんですよ」とメニューを見ながら世田谷が勧めてくるけどそれはストップ。「あかん、このあと居酒屋で食べるやん。激しめはやめとこ」とあきらめ、地味にくわいの素揚げとネギのぬたでやることに。「でさあ、その居酒屋さんは何が美味しいの?」と聞くと、「うーん、確かタコのおでんが有名ですね」「タコ?」「はい」「あのさ世田谷、タコのおでんと言われても、まったくときめかん」と、ここからタコ談義に。だいたいタコの料理って限界あるよね。期待を超えてきたことがないわ、と言うと「関西の人ってタコ好きなイメージありますけどね」「たこ焼きだけやし、特に好きなわけやないで」「じゃあタコ料理で一番好きなのなんですか?」と聞かれ、うーんうーんそうやなあ強いて言うなら「タコの天ぷら?」と回答。そして彼がかつて岡山で食べたタコ尽くしのお料理の話になり、「美味しかった?なんか忘れられへん一品あった?」と聞くと、「‥‥‥ないですね」。ほらあ!やっぱりタコ料理ってそんな感じやねんでー。この後の居酒屋さんでどんなタコおでんが出てくるかやけど多分期待以上にはならんと思うなーとやいやい。

 

 

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その後ヨーコがやってきて、久しぶりの再会を喜び、ヨーコからお土産を渡される。「これね、村上開新堂で扱ってる山本道子のクッキーなの」「山本道子?誰?」と失礼ながら私はスイーツ界もクッキー界もとんと疎いのでまったくすごさがわからない。「村上開新堂そのものではね、予約どころか紹介が無いと買えないクッキーがあるのよ」は?クッキー買うのが紹介制なの?なんとまあ。「道子のクッキーも予約しないと買えないのもあるんだけど、これは普通に買えるやつ」といただいたのはチーズ味とシナモンフレイバーのセット。ワインと一緒にいただこうと思ってます。

 

ビアホールのような店を出て予約してくれていた居酒屋へ移動。ガロさんもやってきて4人で乾杯し、オーダーにはやっぱり試さとかないかんタコのおでん。

 

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ほんま普通やで。これで700円ほどするわけ?「いただいてみましょう」と世田谷が先陣を切ると「‥‥普通ですね」の感想。わたしもひとつ取り、辛子をつけていただいてみるも、「うーん。想像通りのそのままの味やな」としか言えない。その後ころころと自然とお皿に残ったタコたちは「責任持ってボクが」と世田谷のお腹に入っていきました。タコにはじまったこの夜、会話が尽きずにころころと流れるように深夜まで楽しい時間が過ぎていきました。

ふんどしにどやどや。

うちの甥っ子王子はこの春めでたく高校を卒業し、大学生になります。3年間がんばってきたバスケ部を引退し、今は都会のカフェでイキってバイトに励んでいます。仏教系の男子校で、先日大阪の四天王寺さんでの冬の伝統行事「どやどや」に参加したことを妹クローバー(つまり王子の母親)がTwitterにつぶやきました。このどやどやとは、

 

天下泰平・五穀豊穣を祈願する目的で開催するもので、同寺の六時堂でふんどし・鉢巻き姿の男子高校生がお札を奪い合う。かつては、天王寺村の百姓組と今宮村の漁師組が参加して勝敗を決めていたという(ネットニュースより引用)

 

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ものらしい。そう、ふんどし。クローバーが王子に「見に行こうかな」と言うと、「若い男のふんどし姿眺めて喜んでるように見られるからやめとき」と言われたらしく、シュンと諦めて夕方のニュースで報道されるのを待つことに。で、先ほどの妹のツイートに、私の友人たちBBAがざわつきました。

 

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筆頭格は私の高校時代からの友人ペッス。後からやりとりを見たら

「そのふんどしはお家からつけていったの?」「クローバーが締めてあげたの?」「その上からおズボン履いたの?」「お尻スースーするよね、寒いよね」て、気になるかそれ?聞きたいかそれ?なことばかり。妹のアオコは「王子はお腹が弱い子やから大丈夫か気になっててん」とふんどし王子へのいろんな思いが交錯。ちなみにクローバーがどうやって締めたかを王子に確かめたところ「学校で先生に教えてもらいながら各自で巻いた」という当たり前の返答でした。でしょうよ!家で巻いてないしおズボン関係ないわ!

 

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ペッスはさらに「巻き方知りたい、やってみたい」と自らふんどしを志願するほどこのエピソードに食いついていました。もちろんこれらのやり取りに対し、王子は冷ややかな目で見ていたそうです。せやな、ねーねーは王子が一番まともやと思うよ。うんうん。

 

(写真は本文とまったく関係ありません)

あたまのなかのおんがく。

父方の叔母が筋力の落ちる病気になった。何度検査しても詳しい病名はわからず、ただただ日々筋力を失い、数ヶ月前に自宅に見舞いに行ったときはなんとか自力で歩くことができ、座って話をしてくれた。「具合はどう?」と聞くと、「まあねえ。からだがうごかんからこまるねえ」ととてもゆっくりしゃべる。もともと叔母はしゃきしゃきと動く、隙のないしっかりしたタイプであるがその姿は見る影もない。長年にわたる夫とふたりのおしどり夫婦の生活で、家事をしたことのなかった(する必要がなかった)叔父が主夫として炊事洗濯を切り盛りしているのも意外だった。「あのねえ、あたまのなかで、ずっとおんがくがながれてるのよ」音楽?どんな?と聞くと、この質問が聞こえてないのか単に答えられないのかそのまま黙ってしまった。ずっと音楽が流れている状態とはどういうものなのか?想像もつかないけれど叔母にとってそれはとても不快なものであるようだった。

 

今年叔父から届いた年賀状で、叔母が入院していることを知った。母や妹と相談し、三連休の中日の今日、お見舞いに行くことにした。仕事に出ようか迷ったものの、来週以降はまた忙しくなってなかなか顔を出せない状況になるため、妹のクルマに同乗させてもらうことにした。4人部屋の病室に入ると、叔母は上を向いて眠っていた。あの日からずいぶん痩せて髪も短くカットされている。母がゆすって声をかけるとパチリと目を開け、私たちを見渡し、私たちの名前を言う。そして妹が去年から義父母と同居していること、アオコが病気になったことなど私たちの状況をさっき聞いたことのようにつぶやき「たいへんやったねえ」と言う。そう、彼女はひとつもボケてない。叔父から話して伝えてもらった年賀状の内容を全部頭に入れてきちんと記憶している。もちろんその前に聞いたこともすべて覚えている。私は叔母にもらったコートを着ていたので「それ、ようにおてるねえ」と少しだけにこりとする。

 

お母さんが叔母のためにもってきた干し柿を口に入れると、むちゃむちゃとしながら「あまいなあ」と言う。爪を切り、ブラシで髪の毛をといてあげると気持ち良さそうにしている。不器用なわたしは切ったばかりの爪にニベアをのせてのばしてあげた。顔は無表情だがきっととても喜んでいる。

 

「おばちゃん、テレビは見いひんの?」と聞くと「もともとテレビはみてないしなあ。みみもちゃんときこえへんし」という。何も見ず、刺激もなく、1日どうして過ごしているのか、毎日何を考えているのだろう。こんなに頭ははっきりしているのに。思考も論理も感情も持ち合わせているのに。神様はなんでこんな人にこんな病気を与えるのだろう。「今日はわたしと典子の誕生日なんですよ」とお母さんが言うと「いちがつじゅうににち。のりちゃんがうまれたときにでんぽうをおくったわあ」と言う。そうやったんやね。52年前の私が生まれた日にそんなことがあったんやね。

 

叔父が来て、しばらく話してから私たちは帰ることにした。「あきらめたらあかんよ」と声をかけたけど、果たしてこの言葉は適切だったのだろうか。「また来るね」と言うと「むりせんといてや。とおいからな」と気遣いする叔母。まだ彼女の頭の中では音楽が鳴り続けているのだろうか。私たちが一生聞くことのない、不快な音楽が。

ノロの顛末。

初出を済ませた月曜日の夜。翌日のお弁当の準備をしていつものように就寝しました。朝6時にサイゾーが「シッコ行きたい」と起きたのでトイレに連れて行き、私は白湯を飲んでもう一眠りしようとベッドへ。異変が起きたのはここから。気持ち悪いな、なんでかな、そんな飲みすぎてないのにな、と思いながらうつらうつらしていたところ、「もうあかん」となってトイレへ駆け込みリバース。これが朝7時。何事が起こっているのかわからないままベッドに戻るともう苦しくて仕方がない。「8時やで」と起こしにきた親父に「そんな場合やない」と言い、地獄の時間がはじまりました。

 

寝ていてもとにかくつらい。気分が悪いだけでなくどこかが痛いような気がする、息が上がる。「なにこれー」「しんどいー」「死ぬー」「あかーん」とひとりベッドでのたうちまわり、うわごとを言うしかない。スマホを見るのもしんどいなか、仕事関連の連絡を入れるのがやっと。救急車を呼ぼうかと考えながら1時間弱のタームでトイレに駆け込み、上から下から何から何まですべて出ていきました。もうカラッカラです。

 

お昼を過ぎてようやく落ち着きはじめ、まともな眠りにつくことができました。目が覚めたら15時半。近所の病院の診察がはじまっているので起きることに。ふらっふらになってうちのDr.Gのいる病院に着くと奥のベッドに案内された。ありがたい。Gは私の症状をひと通り書き出し、舌を見てお腹をさわり、「まずはインフルの検査をしましょう。お腹にくるインフルもあるからね」と検査するとこれは陰性。「そしたら多分ノロかロタウィルスですね。脱水してるから点滴しますね」とベッドで1時間液を入れ、ふらっふらで帰りました。

 

ノロて。なんでやねん。どっから入ってきよってん」ととーちゃんに話し、胃が落ち着いてきているのでおかゆを作ってもらう。お茶碗に軽く一杯食べて薬を飲み、「ほな寝るわ」と寝室に戻ったとたん気持ち悪くなってトイレへ駆け込む始末。ええ加減にせえよノロよ。しつこいなお前。薬まで出て行ってしもたやないかボケ。その後仕事の段取りをつけて、夜に同僚がマイパソコンをうちまで持ってきてくれました。在宅勤務体制です。

 

結局水曜日と木曜日の2日間は家で仕事をしました。水曜日は体力なくて起きてるのもしんどかったけど、幸い胃腸ともに暴れることはなくなっていたので白湯を飲みながら仕上げないといけない原稿をなんとかやり切り、木曜日は企画仕事を仕上げてノルマはきっちり達成。こんなときでもできる子やあたし。食事は相変わらずまともに食べられなくて、おかゆや雑炊などをちびちび食べてました。木曜日の夜にはずいぶん落ち着いてきてやめていた酒(え?当たり前?)も復活(といってもチューハイ1本がやっと)させ、おかずも食べられるようになり、金曜日にめでたく出勤できました。

 

なぜ、いつ、どこから私がノロに感染したのかはわかっていません。日曜日の夜に食べた鍋の牡蠣があたったのか、年明けから5日間お腹を壊していた同僚から譲り受けたのか、他のふとした経路なのか謎のままです。でも確かなのは私の身体がノロウィルスに負けた、許したほど弱かったということ。年末年始の飲み過ぎで水分が不足していた、大掃除やらを頑張り過ぎて実はとても疲れていたことが要因だったのかもと振り返ってました。もうあんなみじめでしんどい思いはしたくない。みかんのゼリーの上のゼリーのところだけちゅるっと食べただけやのにお腹がピーとなる情けない思いはしたくない。ただ今になって思うのは、この件で身体が一掃され、本当の私の2020年がはじまったのだとポジティブに捉えています。

 

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2019→2020

明けましておめでとうございます。まったくもって更新できてなかったこのブログ、今年はもうちょい更新していかなと反省しています。こんなに書いてないのにちょくちょく見にきてくださってるようで申し訳ない。さーてまずは年末年始を振り返りましょうか。

 

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休み初日の28日はくたりーのお誘いでイトウちゃんの火鍋会に参加させてもらいました。せやで、茨木の天才シェフイトウちゃんやで。お好み焼き屋さんやのに得意料理は中華のイトウちゃんやで。今回はとーちゃんリクエストのしめ鯖を用意してくださり、具沢山の特製火鍋をみんなで楽しく囲みました。マンションの一室での開催やから家のようにリラックスできるのもありがたい。この一年は何度もイトウちゃんのお店で美味しい中華(だからほんとはお好み焼き屋!)をたくさんいただいたなー。来年のお正月はイトウちゃんのおせち料理をお願いする予定です。「僕の一番は、せやなエビチリやな」言うてたからエビチリもおせちに入れてやイトウちゃん。何回も言うけどほんとはお好み焼き屋さんやねんで。

 

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さて大掃除。29日からは掃除に明け暮れました。毎年書いてると思うけど私は出来る限り大掃除をちゃんとしたいタイプ。今回はとーちゃんがめちゃくちゃ頑張ってくれて、面倒な換気扇や窓掃除も積極的に取り組みお利口ぶりを発揮しました。「かーちゃん、窓拭き専用のシート買うたんよ。これサッシ用とか種類別にいろいろあるらしいねん」「ふーん。それ何が違うの?窓のやつでサッシ拭いたらあかんの?」「さあ。。。」「中身一緒ちゃうんか」といいつつもこの窓拭きシート、かなり便利やったらしく「窓拭きが楽になった!」と喜んでました。私は性格が悪いので今度種類別に買い揃えて成分の違いがあるのかを確認したいと思ってます。

 

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手ががさがさになった大晦日、今回はこちらも今年大変お世話になった蕎麦喜さんの年越し蕎麦にしました。お出汁がやさしくもちろん蕎麦も美味。ずっと今井の蕎麦やったけどこれからは蕎麦喜さんので年越ししたいと思います。

で大晦日といえば紅白。はじまる前にはお風呂で身体を清めてスタンバイし、オープニングから終わりまでがっつり見届けました。まあサザンの後やしそこまで期待してなかったけど、紅白プロとしては盛り上がりにかけ、かつ散漫な内容やったと思う。ラグビー引っ張りすぎてどちらかというと気の毒やったし、百歩譲って別スタジオからの中継はアリとしても録画はあかんやろ録画は。何があっても生放送貫こうや紅白。そこ許してしもたらなんでもアリやん紅白。来年は嵐の最後で盛り上げるつもりやろうけど、初心に戻ってもらいたいと紅白プロは願っております。

 

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新年を迎え、1日はお友だちが遊びに来てくれました。いつもの飲み友達ののんべーさんに京都に住むトラピーこと千春さん。後からうちの同僚女子もやってきて賑やかな時間となりました。用意したメイン料理はとーちゃんお手製牛頬の赤ワイン煮込み。箸でほぐれるほどのトロントロンで素晴らしい出来栄え。年末から時間と手間をかけて作ってただけあって、みんな喜んでくれました。トラピーととーちゃんは珈琲泡盛について盛り上がってましたがそのへんはまた改めて。みんな来てくれておおきにでした。今年もいろんなところで一緒に飲みましょう!

 

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あらもう2日です。この日は毎年うちの実家で過ごすことになっていて、サイゾーも一緒に参加しました。お母さんお手製のおせち料理に九州の馬刺しやお造りなどなど豪華でウマウマのラインナップ。飲んで、しゃべって、食べて、笑って、夜まであっという間に過ぎていきました。甥っ子姪っ子がすっかり落ち着いて一緒に話せるようになったのもうれしかったな。甥っ子はこの春から大学生で一人暮らしをはじめるらしいからね、すごいよね早いよね。「彼女を軽々に引っ張り込んだらあかんぞ。気ぃつけろよ」ととーちゃんからアドバイスされてましたけどね。ま、彼は慎重なタイプやから大丈夫と思うけど私はちゃんと勉強できるかが心配。ラクな方へ流されるなよー。

 

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3日は家で何もせずのんびり過ごし、昨日の4日はまたまた実家メンバーと一緒に映画を観てきました。去年は当時話題の「ボヘミアンラプソディ」をみんなで観賞しまして、今年選んだのは韓国映画の「パラサイト」。アカデミー最有力とか言われてる作品で、私も観たいなーと思ってたのですごい楽しみやってんけど何とも言えん後味。気になる人はまあ観てください。としか言えんわ。映画の後にみんなでイタリアンをいただき、またまた飲んで食べてしゃべり倒しました。話すネタは尽きないね。

 

ということであっという間に年末年始の休みが過ぎ、明日から通常モードです。振り返ってみるととにかく飲んでた!それだけは胸張って言える!どこででも飲んでた!間違いない!

で、最終日の今日はどこにもいかず年賀状でも書きながらゆっくりします。今年の年賀状はいつものサイゾーバージョンです。なかなかかわいい出来栄えですよ。知人の皆さんはそのうち届くと期待せずに待っててくださいね。

さあ今年もきっと忙しくなるで。大変なこともたくさん起こるで。それでもとにかくおもしろい方を選びながら収穫のある1年にしていきたいと思っています。今年もよろしく!

 

 

 

 

結局、脂!

ブログに書きましたっけ。今年の健康診断で人生で初めて「ダイエットしましょう」と書かれたこと。私はもともと細身の子で、医者に注意されるまで太ったことはなかったんやけど人生50にしてとうとう言われてしまいました。かなりきつめの糖質制限で体重落としたのは何年前のことでしたかいな?あれからゆるゆるとなんとなく糖質を減らした生活をしてきてこんなことになったわけです。体重がめちゃめちゃあるわけじゃないけどコレステロール中性脂肪が高い。もちろん腹には襦袢がまきついてる状況で、どないしたらええかいのうとここのところずっと考えてました。

 

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全体的な食事の量はそんなに多くないし、ドリンクはノーシュガーやし、お菓子はほとんど食べないので私の食生活の過多なものって酒しかない。おい、この腹は酒のせいか!と考えましたが、カロリーも糖質も低めのチューハイ(宝のやつやで)に泡盛でしょ?もうどうしようにもないねんなー。これ減らしたら生きる意味なくなるやん。そこで改めて考えてみたら、糖質は摂ってるのに糖質制限で許されてたハイカロリーものも許してることに気づいた。例えばマヨネーズは糖質制限ではOK調味料で砂糖の多いドレッシングはNGというルール。こういうことも継続した食生活だったのね私。そうか、カロリーか!(え?いまさら)と気づいたわけです。おっそ。

 

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そんな折、仕事で脂肪について勉強することになり書物を紐解いてみると、脂肪を燃やしたいなら糖質は不可欠、完全カットの糖質制限は良くない(糖尿病とかは別やと思うで)、タンパク質と炭水化物のバランス大事、野菜先食べもそんなに意味がないなどなど眼から鱗の情報ばかり。てかもう本質的な当たり前すぎる話やけどいろんな情報に振り回されすぎてたんやなこれまで。余計な脂を控えてバランスよう食べろってことなんよ結局。よし決めた、脂を減らそう。ラーメン食べるなら蕎麦、蕎麦にするなら天ぷら蕎麦よりきつね蕎麦や。ドレッシングは出来るだけノンオイル。脂に注目していこう。

 

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目標は来年の8月。せやで高知行きが最終ゴールや。こういう生活習慣ダイエットは時間がかかるので春までと夏までの区切りを作って成果を見ていきます。脂肪を燃やすために必要なもう一つの要素、筋肉つけなあかんこともわかってるけどそれは春からの検討材料としよう。まだまだ諦めてはいけない。来年の健康診断よ、覚えとけ!