十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

第一回テイスティング会開催!

5つのワイン

机の上にはA〜Eまでの番号シールを貼られたワイングラスが5つ。グラスの中には赤3種、白2種のワインがそれぞれ注がれている。私たちはメモとペンを手にテーブルの周りを囲んでいる。
「それでは始めまーす。まず見た目だけでいいワインと思う順番を書いてくださ〜い」ととーちゃんが言い、一斉にグラスの中を凝視。わからん、白2種類は明らかに色が違うが赤はほとんど違いがわからない。
「じゃあ次〜。今度は香りだけでまた順番を書いてくださ〜い」。用意されたワインの価格帯は1,600円台から6,000円。値段を当てようとするとまったくわからないので、自分がこのワインを好きかどうかで判断することにする。「えー、わからんわ〜」「だいたい普段2,000円以上のワインなんか飲んでないっちゅうねん」とうちの妹たちを含め参加者たちはぶーぶー。わからんのよホントに、こんだけワインを飲んでいる私をもってしても。
その後味を確かめ、それぞれがいいと思う順番を決めて総合評価。つまり一番高い6,000円のワインを一番好きに挙げていたら正解という仕組み。まあ、値段を目安に一般的に評価されるワインの味を「わかっている」かどうかを確かめるのだ。で、結局私が上位2つのワインを当てて一位通過。あとはみんな一つだけを当ててドローという結果になった。
一位の私が一番好き(=高価)と当てたバルバレスコを優先的に飲めることになり、後はお好きにして〜となだれこむ。飲むわ飲むわぽんぽんボトルが空いていき、結局さらに3本空けてわけのわからん状態になって終了。用意したチリコンカンとかの食べ物もきれいにサッパリなくなった。
私にとって、これだけ飲んでるだけの面目は一応立った結果になったが「やっぱり5本中3本は当てなな」ととーちゃんに言われしょぼん。まだまだ勉強が足りまへん。さらに飲んで精進しまっさ。