昨夜は世の中、忘年会&クリスマスだったのでしょうか、えらい車が混んでて街はにぎわってましたね〜。そんな中、すたこらさっさと家に帰り、時間は20:30。「8時には帰るわ〜」とメールを寄越していた親父はまだ帰ってきてません。どうやらお気に入りの居酒屋さんに行ってるようだったので、親父のことは無視して残り物で軽く晩ご飯。ちょうどMステやってたしさ、親父がいなくて大正解!でもまあ、知らん曲が多いわ〜〜。これではイカンのう。
とテレビを見ながら反省していたら、親父が帰って来た。だいぶ酔っぱらっているようでふらふらしているので、「何してきたん?」と聞くと「6軒、はしごした」と言う。6軒?!と聞くと、「しばらく不義理してたお店まわってな〜、よいお年を〜言うてきてん」なんだって。1軒1杯程度にして、ちょろっと話して約3時間。「今行っとかんと、来年また行きにくなるやんか〜」と目をすわらせて缶チューハイを飲む親父。まあわからんでもないけど、アンタもすっかり年末モードですなあ。
と、そこで電池の切れた親父、パタリと寝てしまった。まだMステ中やし、私的には何にも問題ないねんけど、と思いつつしばらくテレビをBGMにネットをしていたらまたまた親父がむくりと起きてきて席に着いた。「そうや、かーちゃんは明日リッツやな」という話になり、「これを持って行け!」とマサオをごそごそ。いや、リッツにね、持ち込みワインのことを聞いたら持ち込み料が1本8,000円やったの!!8,000円よ、8,000円。どんなワイン置いてるねんちゅー話ですわな。
親父はマサオから99年のバルバレスコを出してきて、「あんたとこの会社の社長が持ち込みしてもええって言うんやったら、このワインを持って行け」と太っ腹。「99年のバルバレスコやで。さすがにソムリエも知ってるやろうからな、これでどか〜んとかましてこいっ」とえらい鼻息荒いで。どうやら対リッツ、対ソムリエに闘志をめらめらと燃やしているよう。「こんなん持っていったらびっくりすんで、ソムリエ」と勝った気でいるようですが、どうでしょう。リッツでっせ。中華といえども。
さらに親父はマサオの白ワインコーナーをごそごそし、「何やったらこれも持っていけ!!」と調子づいている。この白は、私が大好きなスロベニアのエディ・シムチッチさんのワイン。「どうせソムリエ言うても、フランスとか王道のしか知らんやろうからな、シムチッチさんなんか知ってるわけないわ。こんなん持ってこられたら、ソムリエもびっくりやで〜」と、水戸黄門が印籠を出して高笑いしてるかのような雰囲気。イメージの中ではソムリエが「はは〜」とひれ伏してるのだろうか。さあこのワインたちを持っていけるのでしょうか。持っていったとすると、ソムリエさんはどんな反応をしてくれるのでしょうか。その結果は、また次回に。
【本日のおまけ:年末最後の大サービス】
昨日の仕事中のこと。中央のテーブルでうちの男性2人が真剣に打ち合わせをしていました。年末年始の進行についてあーだこーだと話し込んでいます。そのそばを何気に通りかかったら、あらビックリ。あんた、いつの間にそんなことに。
寝てるんですけど。寝てるのはまったくいいんだけどね。アンタさ、なんぼなんでもさ。