十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

トンポーロウ風って、何。

昨日、会社で仕事していると「今日はスペアリブの煮込み、トンポーロウ風だよ〜ん」ととーちゃんからメールが来た。おお、やる気マンマンで素晴らしい☆でもトンポーロウ風って何?と思いながらいつもより遅めにサイゾーと帰宅すると、キッチンから「シュンっシュンっ」と圧力鍋の音が聞こえてくる。さすが圧力鍋の魔術師、スペアリブが踊ってますわ。









と、スペアリブのトンポーロウ風が食卓に並ぶはずだったのですが、時間が間に合わず1日持ち越すことに。なので残り物で晩ご飯を済ますことになりました。「ボクってこんなにスゴいのに、昨日のブログにも誰もコメント書いてくれてないしさ」と嘆いたかと思うと、「そうか!あまりにスゴいから、かーちゃんのことがうらやまし過ぎてコメントなんて書かれへんねんな。そうやそうや」と納得している一人芝居な親父。「うん、きっとそうやね」と言うておきました。きっとそうやよ、とーちゃん。









さっぱりしたものが食べたくて、ボイルしたエビと角切りのキュウリをレモン汁とマヨネーズ、粒マスタードで合えたものをサクッと作りました。これを食べていた親父、いや料理長が「かーちゃん、こういうのを作るときは、ゆがいたエビにもっと塩を振って水気を出さなアカンねんよ」と物言い、いやアドバイスを頂戴した。さらに「う〜ん、粒マスタードが効いてないから、辛子の方が良かったかな」との文句、いやオリジナルレシピまでいただいた。料理長、勉強になります。









「ふう、ボクってさ、もう大阪のジョージ(クルーニ)で通ってるやん。もう大変なんよ、道歩いてても女の子にキャーキャー言われてさ♡」と調子に乗った親父の妄想がはじまってしまった。「大阪のジョージより浪速のジョージの方がとーちゃんっぽくていいんちゃう?」と言うと、「たーー!それじゃ村上ショージみたいやからアカンアカン」ならしい。え〜、いいやんか、ドゥ〜ンでさ。









そうこうしてると親父はキッチンに立ち、いそいそとトンポーロウ風の仕込みをはじめた。肉を引き上げた後に醤油や砂糖、お酒などなどを入れてさらにシュンシュンと圧力開始。さーてどんな仕上がりなのでしょう。トンポーロウ風の完成版はまた明日に。