なんということでしょう。昨日お伝えしたばかりの「福井県ぶらり旅」が「福井県」ではなくなりました。とーちゃんがぐずり出して「うーん、福井なあ」とぶつぶつ言いだしたのです。「何よ、もうそば食べる気マンマンやで」と言っても「うーん」と唸っている。何?今さら。もううちのブログ読者さん10万人(←ウソ)に宣言してしまっているというのに。
サイゾーの散歩ついでにえへ♪
「だってな、福井まで往復で1人12,000円やろ。2人で24,000円。それだけお金かけて行ってさ、ぶらりした店がイマイチやったらどうすんのよ」とちんまいちんまい親父が言う。あまりにミクロなケツの穴にびっくりするわ。「わかった、お金は私が払うやん」と言っても「24,000円やで?小さいテレビ買えるで!?」とケツのミクロをさらに小さくさせていくとーちゃん。ダメだこりゃ。
「じゃあどこにするのよ。振り出しやん」とやいやい話し合うと「そうやなあ、生駒方面てどうよ」「何線?」「中央線」「中央線?何回も乗ったことある沿線だからダメ〜」「違うねん。中央線で生駒まで出て、そこから近鉄生駒線に乗り換えるねん。すんごいローカルな感じやで〜」「・・・・」「そうや、生駒にしよう!信貴山に行こう!!」とひとりノリノリ。
そこからは信貴山の説明の独壇場。朝護孫子寺には大きな虎の張り子があり、タイガースファンのメッカであること、いろんな神さまがいるのでいろいろなお願いに対応できること、参道も楽しめること、などなどものすごくうれしそう。「あんた、言うとくで、信貴山は“神さんのテーマパーク”なんやで〜!!」・・・・・・・て言われても。
「じゃあ食べ物は?そこの名物は何よ。ぶらりの醍醐味は食べもんなんやで」と最後に抵抗してみたら「茶粥があるがな。有名なんやで」なんだって。茶粥で酒飲むんかい。ひとり勝手に「福井じゃなくて生駒」に決定し、イメージを広げてワクワクしている親父をもう誰も止められない。「生駒にいこま〜?」なダジャレまで飛び出しましたからね。福井、そば、あきらめた。
ということで、この期に及んで「生駒(信貴山)ぶらり旅」に変更となりました。これまでの経緯は一体なんだったのでしょう。ま、しゃあない。気持ち新たに、同僚N(デダイナー)とそのご主人を誘い、4人でぶらりすることになりました。とーちゃんのガイドがキラリと冴えているようなので楽しんできます。しかし、茶粥て。