十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

帯状疱疹なの?

またまた久しぶりのブログです。周りに刺激されて私も書かな!と気持ちを改めました。あいすみません。

先日の夕方、いつものようにがつがつ仕事をしていたら突然背中の上の方にピリピリと電気が走るような痛みを感じました。「なんじゃこれ」と思いながら気にせずがつがつ仕事をするも、時折ズキン!と痛みが走る。「なんかさあ背中がピリピリするんやけど」と周りにいるうちのメンバーに話すと「それ帯状疱疹ちゃいますか?」と言う。「早く病院に行かなえらいことになりますよ」と帯状疱疹パイセンのメンバー。ネットで調べてみたら私の症状とほぼ同じやないかい。「明日の朝、近所の先生のとこ行ってみるわ」となりました。

 

久しぶりにかかりつけ医、Gの個人病院に行き、窓口で「帯状疱疹かもしれんのです」と言うとなぜか奥の椅子ひとつだけの小さなスペースに通され、ここで待つようにと言われる。え、隔離なの?と思いつつしばらく待つとGが来て背中を見せると「これは早く大きな病院で診てもらいなさい」と言う。へ?そんな大層なこと?「1週間ほど入院になるかもね。早く治さないと後遺症でえらいことになるからね」ならしい。いやいやわたし、今から会社に戻ってオンライン取材やらなあかんのよ。「大病院に行くの、今日の夕方ではあきませんか」「診察やってないよね」「ほな明日以降に」「そんな悠長なこと言うてる場合ちゃうよ」とビビらせてきよる。仕方ない。オンライン取材を延期してもらうよう段取りをつけ、紹介状をもって近所の大病院へ行きました。

 

その昔、掌蹠膿疱症でずいぶんとお世話になったこの大病院、あれから移転してピカピカに生まれ変わっています。慣れない場所でなんとか受け付けを済ませて皮膚科へ。しばらく待つと番号で呼ばれ、診察室に入ると迎えてくれたのは色白の若い美人の女医さん。シュッとした顔立ちでとーちゃんの好みのタイプや。性格もちゃきちゃきでこの病院にかかった経歴をすぐさま聞かれる。「その昔マリちゃん先生に掌蹠膿疱症でお世話になりました」と言うと「ああそうみたいですね」とパソコンを覗き込みながら言う色白。(わかってんやったら聞くなや)と思いつつ症状を伝え、背中を見せることに。「写真撮りますね」「どうぞ」「うーんこれねえ、湿疹が出てないなあ」と色白が近づいて言う。「痛いのどのあたり?」「左の上の方」「今は痛い?」「今は痛くないです」「ふうん」「でも違和感はあります」「乾燥してるんじゃない?」と失礼な色白。あのな、ワシもBBAや。乾燥もするわい。Gに早よ行け言われてビビらされて来とんねん。なんちゅう言い草や。色白は帯状疱疹の小さいパンフレットを私に見せ、「こんなふうに発疹が出てね、潰れてくるんです。こうなったら検査にかけて診察できるんやけど今は発疹ないから診断できないの」「はあ」「なので薬を出すこともできません。様子見てまたひどくなったら来てください」「はあ」ということで血液検査も何もなく病院を後にしました。

 

時間が経つごとにだんだん色白にムカついてきて、会社に戻るとぷんぷんでこの経緯を帯状疱疹パイセンたちに話して「結局なんやったんでしょうね」「それ調べてもらいにわざわざ行ったのに分からず終いや。時間返せ」とまたぷんぷん。Gが大層やっただけ、とも言えるけど、あの色白患部に触りもせんかったよな、しかも乾燥呼ばわりやとさらにぷんぷん。この後結局、痛みは引いて、こんなことがあったことを忘れるくらい忙しく過ごしていたらついこの前、また背中の左上にピリピリと痛みが。しかもズキン!と時折キツいのがやってくる。「また背中痛いねんけど」と会社のメンバーに言うと「違う病院行ったらどうですか」とみんな心配してくれる。ありがとう。でも色白に言われたやん。発疹出な診察でけへんて。「乾燥呼ばわりされたないから、次は発疹出るまで行きませーん」。てかほんまに時々痛いねんけど、なんなんこれ?