十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

話半分、というよりも…。

定番になったよ。

昨日の金曜日の夜は、久しぶりにオリジン・パーティ。オリジン弁当でお総菜をたっぷり買い込み、まずはすっかりおなじみとなった白ワインのカレラで乾杯する。この土日は2日間とも休めるので、ウキウキな気分の私。「明日はどうするぅ〜?」といつもの通りとーちゃんとバカな話をしていた。
私の誕生日の話になり、行こうとしているミナミのフレンチに誕生日までに行っとかなアカンなあ、ととーちゃんが言う。ワインを持ち込ませてもらおうと思っているので、前もって行って、このワインに合うメニューをお願いしておき、予約時間までに開栓しておいてもらわなければならないのだ。ここに持っていこうとしているのが、先日ここに書いた8万円のミュルソー。あの清水の舞台から転がりながら買ったという、とんでもワインである。
「でもな、あのミュルソー、開けてみたらダメでした〜ってなことになるかもしれんで」ととーちゃん。なんで?8万円もするんやで。そこまで悪いわけないでしょう、と言うと、「いや、あの、それ」ともごもごするとーちゃん。どないしたん、言いや、と詰め寄ると、
「あの、あれ、ウソでした」。。。「8万円もしてません。あのワイン」。。。
は?ワシブログに書いたがな。何でそんなウソ言うん?
「だってまさかかーちゃんがそんな簡単に信じると思えへんかってんもん」。。。。
こいつ、開き直りよった。で、いくらなん、あのワイン。2万か?3万か?吐け!
「1万円もしてません。8,000円台です」
口をとがらせ、肩をすぼませて小ちゃくなった親父が言う。は、はっせんえ〜ん!10分の1やん!驚きのあまり本気で笑ってしまった。なんてバカバカしい、つまらんウソをつくかねこいつは。アホちゃうか〜。「だって、だって」と言い訳にならん言い訳を繰り返すちっちゃい親父。わかったから、金額訂正の話をちゃんとブログに買いとくで。ウソつき一家と思われたらイカンがな。
ということで、こういう話でございます。これから、とーちゃんの話は、話半分でなく、話10分の1で聞いてください。