うちの妹たちと母親がこの3連休を使って高知に帰省し、お土産に天然(と言われる)ウナギを買ってきてくれた。ホントに天然のウナギなのかどうかわからんが、間違いなく大阪のスーパーで売っているウナギとはひと味違う。身も皮もごつくて弾力があり、味も変なクセが無く間違いなくおいしい♪これを今晩の晩ご飯のメインにするのは確かな事実ではあるが、とーちゃんはやんごとなき間違いを犯し、このウナギを口にできるかどうかの危機に瀕していた。
それは昨日のワイン会に遡る。私はサイゾーと共に休日なのに会社に出、仕事を終えて買い物を済ませ家路を走る(久しぶり!by野口さん)。帰って早々、とーちゃんから電話があり「今ワイン会終わったからまっすぐ帰るわ〜」と酔った口ぶりで話していたものの、その後まったく帰ってくる気配ナッシング。何度か電話したものの返事がなく、まっすぐ帰ってくるどころか深夜まで親父は帰ってこなかった。。。。。
で、このウナギ。怒り心頭のいい加減親父に対して、まともにこのウナギを与えるのは忍びない。そんなに欲しいものが手安く入るわけノンノン。高知のおいしいウナギは、少なくとも約束を守れる大人に対してのみ与えられるのよ!!さあかーちゃんにちゃんと謝りなさい!!なぜ「今から帰る」とわけのわからん言葉を発したのか、なぜ帰ってこれなかったのか、なぜ一言「もう一件(いや実は最低2件)寄る」と言えなかったのかっ!!
罰として「かーちゃんより2切れ少ない」という刑に処した。食べたくてもあなたの限界は近いのよ〜!!おほほ〜〜!!私の方がウナギの数は多いのよ〜〜!おほほ〜〜!!
ほ〜らごらんなさ〜い。このぶ厚いウナギの身。その身をしっかりと支えるたくましい皮。これを泡盛と共にinしたらどれだけおいしい?あなたの残りはあとわずか。わたしはリッチなウナギクイーン。ほ〜ら、わたくしのことが腹立たしくて〜♪♪
しかしヤツは手強かった、気がついたら取り皿に小さなウナギの身がちょこんと残してある。私が最後の一口を終えるよりも、自分が最後の一口を味わってウナギ戦争を終結しようという作戦らしい。これには驚いた、優位に立っているつもりが足下からスコーンともっていかれるような罠。気を引き締めなければ、このまま私が負けるわけにはいかない。
そこで和解の条件を提示した。氷が無いので今すぐ買ってこいと。買ってきたらもう昨日の過ちはチャラにしてもう再び口にしないと…
急いでコンビニに氷を買いに走り出たとーちゃんのおかげで、安定した量の氷と共に泡盛のロックで再び落ち着く。そして気になる戦いの行方は…
阪神タイガースマジック点灯という素晴らしき記念の日を迎え、おとーはん(寛美さん=岡田監督)の喜びのコメントと共に、新たな一歩を踏み出したのでした。