やっと、やっと、お天気になった土曜日の朝です。おはようございま〜す♪
さてさて旅行中はサイゾーをホテルステイさせていたのですが、今回は犬の保育園に入れていたせいか、お迎えのときもあまり機嫌が悪くなかった。いつもならあの小さい眉を引き上げて「こら、どこいっとったんじゃい、ワシを置いて」とぶーぶー言われるのに、「あれ?もうお迎え?」みたいな様子。きっとお友だちがたくさんいて楽しかったんでしょう。帰ってきてもしばらく「遊べ♪ボール投げろ」とハイテンションなサイゾーでしたが、時間が経つとやはり眠気が襲うのかあちこちで眠りはじめたわけです。
やっぱり小錦がええわ。
とあちこちさまよった末、曙に落ち着いた犬は…
と爆睡=おっぴろげとなって、ぶーぶーとおっさんのような寝息、いやいびきをかいてお眠りになっておりました。お疲れですね、サイゾーさん。お友だちと遊んだ夢でも見ながらお眠りなさい。あんたも思い出いっぱいあるやろうからね♪
【本日のおまけ:神が降りた親父】
昨夜のことです。空っぽに近い冷蔵庫を見ながら「晩ご飯どうしよ〜」と私が言うと、とーちゃんが「あさりと豆腐あったやろう。あれ一緒に炊いたらええやん」と言う。なるほどそれもおいしそうやね、となり、とーちゃんがいそいそと作ってくれました。
ほんだしに昆布を入れて、木綿豆腐と白ネギを入れて火を通し、仕上げる直前にアサリを放り込んで塩と醤油で軽く味付け。あさりがぷくぷく肥えていてほんわかとおダシのええ香りが漂ってまっせ。「な、おいしいやろ。これはダシが命なんよ。アサリに火を通しすぎたら固くなっておいしくないけど、これはもう入れるタイミングも抜群や。とーちゃん、料理の神が降りてきたわ〜!!!」
確かに酒を飲み過ぎた胃に、このおダシはとても優しい。「な?“豆腐とアサリを炊いたらええ”っていう素晴らしいアイデアもボクやん?すごいよね、とーちゃんって」とずっと自分を褒めちぎっている親父。「そういえば神が降りたのはあのカレーにはじまってるな」と褒める自分を遡っていく親父。そんなとーちゃんを横目で見ながら、「ええかサイゾー。こういう人を四字熟語で何ていうか知ってるか?知らんよね。自画自賛っていうんやで」と教えてあげました。こんなに調子に乗って料理を作ってくれるなら、料理の神様、今夜もとーちゃんに降りてきてください。ちょっとくらいの賞賛は目をつぶりますから。