先日、友人のOちゃん(女性・既婚・兵庫県の田舎暮らし)から珍しくメールがきた。「やっほ〜ねーちゃん。ブログ見てるで〜。実は今度Sちゃん(女性・未婚・フランス滞在中)が帰ってくるから来週あたりに会えへん?私も大阪に出るし」という素敵な内容。とーちゃんに言うと「行ってき〜な。そういう友だちは大事にせなあかん。サイゾーはボクがみとくから行ってき〜〜」とこれまた珍しく大人の発言。あら、そう?じゃあお言葉に甘えて行かせていただこうかしら、と謙虚な妻は「行く行く〜!じゃあ月曜日にしようか」と返事をして、さあ、どこに行くかとあいなった。
とーちゃん、どこがええと思う〜?と2人で相談会。私たちが知ってる店は限られているので、ジャンルごとにピックアップしてみることに。
「まずスペインやったら、淀屋橋のカルボン」
「和食やったら、ハンサムな鮎でおなじみの和さ美さん」
「お好み焼きなら味に間違いない晴の華」
「イタリアンならいつものカジュアルな生ハムのとこ」
「フレンチなら近所のビストロさん」
「寿司なら難波の地下街の回らない寿司屋」がリストアップされた。まあこれだけあればどこかに決まるでしょう。そこで彼女たちに「何が食べたいか」を聞いてみた。
すると最初に絞られたのがスペイン料理とお好み焼き。どっちでもええというので、まずはスペイン料理のカルボンに予約の電話を入れると「その日は臨時休業となっております」とNG。じゃあお好み焼きで〜となり電話すると「月曜日は定休日なんです」とのこと。No!こんなこともあるのね。
「ということでどっちもアウトやってん。どうする?」と聞くと、どこでもいいけどねーちゃんのブログに載ってる店に行きたいというので、それではと旬な和さ美さんに予約を入れることに。昨夜とーちゃんから電話してもらうと「その日は貸切りの予約が入っておりまして」・・・・・Oh,Bad!完全に呪われている!ついてない!!じゃあ最後の手段、Sちゃんがフランス帰りであることを考慮して後回しにしていたフレンチでも大丈夫?と聞くと「別にかまへんで〜」となり、ビストロさんに電話。するとようやく「大丈夫です」の返事がもらえた。ほォ〜〜〜〜。
「こんなこともあるんだねえ〜」ととーちゃんとしみじみ。結局うちの妹のアオコも2人に会いたいとなって女子4人での集会となった。ここまで現実的になってくると「どうせボクはサイゾーとお留守番やもんね〜」とぷーっとふくれる親父。「どうせボクはコンビニのご飯やもんね〜」と同情を買うような子どもじみた発言に変わる親父。さらに「どうせまたボクのワイン持って行くんやろ〜?あーまたボクのコレクションが減ってしまうわ〜」とみみっちさを露呈する親父。あのさ、あのワイン<私のために>買い集めてるんじゃありませんでしたっけ?
「いいもんね〜」とふて寝をはじめる親父とあきれる犬。さてさて場所がようやく決まったことですし、あとは仕事を終われるように段取りしとかな。じゃあ今から会社行ってきま〜す。ふう。