十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

高知TOPICS〜そして医学部〜

昨日の土曜日、夜8時前に高知から帰ってまいりました〜。1時過ぎに出たのでおよそ7時間弱・・・。予想していたほどの混雑でもなく、この程度で済んでまあまあだったと言えるでしょう。野口さんも快調で、ホントによく頑張ってくれました☆ちょっとエンジン音がうるさいのが玉にきずですが、ゴルフですからね、いいんだよ。てなことで実質3泊4日の高知の旅、topicで振り返りましょう〜〜!



●とにかく浜に出たい犬

お世話になっているおばさん家は家の前が海という素晴らしい環境なので、サイゾーは家の前やら浜でマーキング行動をするのに夢中になる。隙あらば「出る?」とうれしそうな顔をして、しっぽをふりふりマーキング。もうウンチもシッコも出んやろうという状況でさえ、しっかりきっちり絞り出す。そんなに自分の足跡を残したいのだろうか、犬ってやつは。



 
ほへ〜としていても、「浜に行く?」の一言で…





「行くっ!」の顔。そして





ふんふふ〜ん♪ニオイを嗅ぎ嗅ぎしてゴキゲンさんな犬。頼むから朝の5時に起こすのはやめてな。





●失敗した親父



金曜日はピーカンになったので、待望の川遊びをしました。とにかくここは水がキレイ、芝生がある、トイレもキレイということで私たちが大好きな気持ちのいい場所です。ここに簡易ターフを張って日陰をつくり、ビールを飲んでゴキゲンさん。あ、ワタシは運転手なのでもちろん






スタイルフリーね。ようキリンさん、こんなすごいもん作ってくれたもんやわ。味はそれなりですが、こういうとこでも飲んでる気分になれるもんね。一方、親父は…






缶チューハイからビールへとがんがんいってます。「身体焼きたいねん」らしく、日焼けオイルを塗ってわざわざ太陽の光を浴びる姿勢でずっと飲んでました。「いい加減にしといたら?」と注意しても「大丈夫なんよ〜」と言うことを聞かない親父。なので放っておいたら…






やっぱりこんなことに!「ヒリヒリして痛いんよ〜」と言いながら意外と本人、まんざらでも無い様子。「やっぱり日焼けした身体の方がかっこいいやん?」なんだって。せやけどそれは焼き過ぎだろう。





●そのころ犬は



大人たちがビールを飲んで川を堪能している頃、犬もこのように自然を味わっておりました。ここが何度も来ている場所であることはわかっているようで、日陰に入って風を感じています。





しか〜し、そんな静けさも川に入れば一変。水キライな犬を無理やりボードに載せてみたり…





どぼんと川に入れて無理やり泳がせてみたり…




 ホンマにやめてほしいねんけど、な顔。
まあそれなりに、刺激的に過ごしておったわけです。ふふ、サイゾー楽しいねえ。川はいいねえ♪





●いろいろな小ネタ集

●重宝したもの


この麦わら帽、妹のクローバーが置いといてくれたやつやねんけど、かなりグー♪紐をアゴの下で結べるので、野口さんをオープンにして走っているときも大丈夫。首にタオル巻いて、この帽子かぶって、アニエスのサングラスという出で立ちでしたからね。かなりイケてません?




●間に合っていない短針


とーちゃんが「あれ?この時計おかしい」と気がついた。よく見ると確かに、短針の位置がずれている。おばさんも「そうそう、ちょっとズレちゅうけんねえ」とわかっているが気にしてない様子。短針よ、がんばって追いつけ。




●走り出す雲


スーパーでとーちゃんに買い物をしてもらっている間、サイゾーと外で待っていたら目の前にぽっかり浮かんだ雲が。よく見るとよーいドンで走っているように見える。左手、右手がそれぞれ振られていてね。え?見えませんか〜?




●渋滞ラプソディ

さていよいよ大阪へ帰ることになり、明石海峡大橋手前あたりからぴたりと渋滞となりました。空には報道らしきヘリコプターがバタバタと音を立て、3本の車線びたびたに車が並んでおります。私は周囲の車チェックをするのが好きで、いろいろ見ていたらまるで黒豹のように美しい黒いベンツが左車線に。通りすがりに運転手さんを見たら、意外にも中には若い男性2人。「とーちゃん、とーちゃん、あのベンツの男の人な〜、意外と上品な感じのヤングくんで、医学部生みたいやで」と言いながら、すーっと私たちが先へ進みました。




ノロノロと進む橋の上で周りを見ると、後ろのワゴンはお兄ちゃんたちが踊りながらノリノリで騒いでいるし(運転中よ!?)、隣には小型の国産車でものすごい太いハンドルに付け替えてこだわりを見せている人がいて、偶然なのかオーダーなのかそれはないだろうというナンバーの車がいたりと、世の中いろいろな感じ。いやらしい運転をしている車を見つけては「ああいうヤツはいかん。性格のみみちさが出てるね」と文句をいい、それはそれで楽しい渋滞タイム。そうこうしながら渋滞のトンネルを抜け、ようやく阪神高速に入って神戸から大阪へと向かっておりました。





 写真がないので、車中でも爆睡中だった犬のカットで。
神戸線もかなり渋滞で、私は右車線に入って進んでは止まり、進んでは止まりのダラダラ運転が続きます。三宮に入ったあたりですーっと右車線が動いたのでアクセルを踏むと、左車線にさっきの医学部ベンツを発見!「あっ!医学部っ!!」となぜかふいの再会にうれしい気分に。「なんかさ〜、昔の知り合いに会ったみたいやね♪」ととーちゃんと喜んでおりました。





 写真がないので、うれしそうな犬のカットで。
すると医学部、思わぬ行動に出ます。なんとうちの車の後ろに入り、ずーっと並んで走ることに。「なあなあとーちゃん、医学部もうちの車を意識してるのかな〜?」と聞くと「どうかなあ。まあ、うちの野口さんは特徴があるから覚えてるのかもしれんなあ」と返事。私の中では医学部が人妻の私に惚れてしまっているくらいまで妄想が広がっているというのに(え?違う?)。そのまま走り続けていたらとーちゃんが「しかし医学部、運転が上品やね。渋滞中でも適度な距離を保って走ってるな」と気づいたらしい。そうなのよ、さっきから見てるとな、やっぱり育ちがええんやろうな(勝手なイメージ)、運転にも品が出てるわと医学部トーク。「せやけどそろそろスモールくらい付けなイカンね」と私が言うと、しばらくして見るとスモールが付いていた。もしや聞こえてるのかい?っていうか、私たち通じ合っているのかい?医学部よ。





 写真がないので、ヘイヘイ箱乗りな犬のカットで。
「医学部はどこで降りるんやろうな〜?」ととーちゃんに聞くと、「西宮あたりちゃうか〜?西宮の奥には金持ちの家が多いからなあ」と医学部=ぼんぼん=すんごい金持ち=だけど上品な想像が定着してしまった私たち。西宮の手前まで来て、渋滞がすっと解かれるように進み出し、医学部は左車線に移ってとうとう離れてしまいました。「やっぱり西宮のボンやったか〜」とナットクしながら医学部にグッバイ。最後の渋滞まで医学部のおかげで楽しめてよかった♡こうして私たちの高知の旅は終わっていったのでした〜。え?医学部ネタ、長過ぎ??