十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

犬と話そう。いや、マジで。

先日、サイゾーのおやつを買いに会社の近所のペットグッズ屋さんに立ち寄ったとき、その店のお姉さんと犬トークで盛り上がりました。そのときそのお姉さんが「こないだうちの犬(ダックス・女子)を犬の言葉がわかる人のところに連れて行ったんですよ〜」と言う。はい?何ですと???詳しく聞くと犬の考えていることがわかる人(日本人)がいて、その人を通じて犬と会話することができると言う。。。ほえ〜!!何とっ!!!









彼女はそのカウンセラーさんに聞いた。「この子が行きたいところはどこですか?」するとそのカウンセラーさんはじ〜っと犬を見て、「う〜ん、遊園地、のようですね。観覧車がありますね」と言った。彼女は過去をさかのぼり、「あ!昔付き合ってた彼と犬を連れてマリーナシティに行ったことがある!!」と思い出したらしい。その観覧車は犬も一緒に乗れるので「乗ろうか」となったらしいが、結局彼が「もう今度にしようよ」と乗らずに帰り、結局その彼とは別れてしまって行くことがないままになっていたらしい。どういうこっちゃい!!犬よ、そんなに乗りたかったのかい、観覧車に!!!









「今度2月にその方が大阪に来はるんで、また予約したんですよ〜」というので、急いで帰って予約状況を確認したら、Oh,my God!とっくに予約で埋まっている。仕方が無いのでキャンセル待ちの予約だけを入れておき、興奮覚めやらない私はすぐさまうちの会社のボスの奥さん(ダックス2匹と住んでます)に「こんなんあるんですよ。知ってました〜?」とメールを送った。しかしホントに見てもらうとなったらどうしよ〜!? サイゾーに何聞こう〜〜〜???










「誰のことが一番好き?」って聞いて「会社のボス」って言われてもツラいし、「何が食べたい?」って聞いて「高級鶏肉」って言われても無理やし。そうやなあ、まあ体調はどうか、とか、して欲しいことは何か、とか、お客さんが来る度に吠えるのやめてってお願いするとか?イザとなると困ってしまいそうやなあ、こりゃあ。









と、それからはしばらく何事もなく過ぎたのですが、昨日の金曜日にそのカウンセラーさんからメールが来た。私が申し込んでいた日はキャンセルが出そうにないので難しいけれども、その前の平日なら時間が取れるという。一瞬「行こか!」と思ったけど、平日の昼間に会社を抜けるのは現実的に難しい。なのでボスの奥さんに「行けます?」と聞いて、彼女にその時間を譲ることにしました。ええ、彼女もすぐさまキャンセル待ちをしてたくらい興味津々だったのです。そりゃそうだ。









ということで今回は見送ったので、残念ながらサイゾーの心に入り込むことはできませんでした。まあだいたいわかるんやけどね、こいつの考えてることなんて。「飯!散歩!トイレ!寝る!」やもん、基本。な、そうよな、サイゾーよ。








あ、すかされた。