
行きのサンダーバードでお菓子マニアのヨーコが出してきたのがこれ。これだけでもう爆笑。「あんたようこんなお菓子選んだな。このパッケージを普通手に取ろうと思わんやろ」「でもな、美味しいねん!食べてみぃって」と言われて開けて食べてみたらあらほんと。美味しい。止められへんやん。ほんで酒飲みにもやさしいやん。このオルニ珍味は全員に行き渡り、皆のハートを瞬時に捉えて離さず、この旅を象徴するアイテムとなったのです。

前にも書いたようにほとんどがアラフィフのこのメンバー。BBAなんで文句も言うし歩くのも嫌いなんやけど、イザというときの瞬発力はまだすごい。「片付けるでえ」と誰かが声をかければそれぞれが役割を持ってササっと動くし、チェックアウトしたときにちょっとお金のことでややこしくなったら誰とも言わず自らこのようにフロントマンに確認しに行くし。そういえばmostヤングのヒロちゃんもいろいろと気づいてサッサとやってくれてたなあ。だからBBAというよりこのメンバーの気質なんかもしれんね。だから気が合うのかもしれんね。

東方神起のDVDももちろんつけてたけど、結局じっくり見ることもなく彼らはBGMとして私たちをやさしく見守ってくれてました。ま、そうなるよね。何もせずにとりとめのない会話を転がして、ケラケラしてればそれでいいの。みんなそれぞれきっといろんなことを抱えてるけど、そんなことより目の前のこの今を大事にしたい。そんなみんなのエネルギーとテンションがずっとひとつにまとまった一泊二日でした。

たくさんのおもろいことが、それこそアテンダーなことかいっぱいいっぱいあったけど詳しくここに書きません。書いたってあのおもしろさは再現でけへんし、私ら以外には伝わらんと思うから。ふわふわと心に残る思い出を閉まっておきたいねんな。もし楽しみにしていてくれてたらごめんね。
サンダーバードのゼロイチ、ツケマのねーちゃん、敵か味方かわからん森川、ラクダ、ざわついた加賀温泉駅の運転手、そしてまぶしすぎるがゆえの運転手サングラス、遺影扱いのねーさん、美味しいお蕎麦とお酒、部屋は良かったけど温泉はまあまあなお宿、トラキチの仲居さん、売店にあったオルニ珍味と気になるおっさん、先に帰らねばならぬ妹クローバーとの別れ、各停の金沢までの電車と鉄子たち、BBAのハートを鷲掴みにした近江町市場、待たされすぎた寿司屋と面接待ちのお会計、知らんねーちゃんに「そっちちゃう!」と叫んだあたし、土産選びに沸き立つ金沢駅の百番街、東京組との別れ、大阪組の解散。
加賀やきアテンダーズ最高!来年の韓国はきっともっと。