十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

親父とナビ子。

はい、高知5泊6日の旅から昨日帰ってまいりました。今回はいつもより早い時期の休暇となったので天候安定、毎日ババ暑。朝晩は涼しいですが昼間の熱気はいつもより凄かったです。まあ私たちは毎日清流に通い、川で流れてクールダウンする電気を使わないエコリゾートでしたがね。えへん。

 

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とーちゃんが行く直前に酷い腰痛になって動きもままならん状態になり、間にもクソにも合わん役立たず(ただしタープ張るのだけはやってくれた)であったり、行きの阪神高速神戸線が事故で通行止めになってて湾岸線経由でなんとか大渋滞を凌いだものの2時間ほどロスしたりといろいろありましたが毎日楽しく過ごせて無事に帰ってこれました。確か去年も書いたけど阪神高速神戸線、ほんまええ加減にしときや。須磨の料金所から東向きの渋滞、毎度毎度のことでなんか改善案考えてないの?6車線の道路が2車線になって、その後もアホみたいに乗り口あるの素人の私でも渋滞になるのわかるでな。あれさ、あんな至近距離に乗り口いる?偉いさんでも住んではるわけ?意味わからんでな、ほんま。

 

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とまあ文句はいろいろありますが、今回のお話はその帰りの渋滞中の出来事です。須磨を過ぎてノロノロ運転になり、イライラもピークになった私たち。神戸線と並行に走る湾岸線から帰った方が早いかもと考え、「ちょっととーちゃん、湾岸線に乗り換えるの京橋出口でええか調べてくれへん?」と頼みました。あ、知らない人もいるかもなので念のため説明しておくと、とーちゃんはクルマの免許を持たない間にもクソにも合わんオトコ(大事なことは2回)です。「ん、ちょっと待ってや」とスマホで検索するもなかなか埒があかん。そこで私がgooglemapでルート検索してナビ設定にしました。するとナビ子が「ご案内します」とスタート。

 

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「(乗り換えの)降り口まで5.4kmです」とナビ子が言うと「こんなん言うてるけどどこの降り口かわからんわあ」と親父。まあおそらく京橋でしょ、と左車線に変更してジリジリと進む我がcar。湊川出口を過ぎると少しずつ流れはじめたので「流れてきたね。どうする?このまま神戸線で行ってまう手もあるで。さっきより渋滞の距離が減ってるみたいやし」と聞くと「そうやなあ」とためらう親父。とーちゃんがどっちにするか決めて、と言うと「よっしゃ!乗り換えません。このまま行きます!」というので京橋出口で降りるのは却下に。

 

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しかしそんなことはつゆ知らず「あと3.8kmです」と京橋までの道案内を続けるナビ子。そこで親父、思わぬ行動に出た。「京橋で降りるのはやめましたあ」とスマホに向かって話しているではないか!えっ?それなに?「え、だってこの子いつまでも言うてくるからさあ」やって。ワロタ。そんなことしたってナビ子は変更に気づいてくれないよ、とーちゃん。

 

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「え、そうなの?」と真顔の親父に肩をふるわせつつ、その後ルート変更をしたもののナビ子の言葉に「あーはいはい」「うん、それわかってまあす」「もううるさいねえ」と返事しまくりのおっさん。私は「あんたら仲良うしいや」と言うのが精一杯で、ニヤニヤしながらやり取りを聞いてました。微笑ましいよね。

 

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そんなこともあってイライラ渋滞は楽しくクリアできたのでした。肝心の高知レポートは明日時間があればまとめますね。ほなほなまたまた!