●9/12（水）10:00
朝、会社に行くと、近くに置いていた自転車が撤去されている。なんてBAD！。一日のはじまりに最もあってはならないこの事態。その前の日は確か東京出張で、かっぱ巻きを車内に転がし、よだれくって眠った後、会社に戻って片づけをして、帰ろうと思ったら雨が降っていた。だからやむなく自転車を置いて、サイゾーと共にタクシーで帰ったのだ。撤去先は大阪市内のB町。遠いがな、ここから。どうやって帰れっちゅーねん。大阪市のやり口にはらわたが煮えくりかえる。が、ゆっくり煮炊きする間もないまま、仕事にまみえて一日が終わる。
●9/13（木）16:00
いつまでもタクシー通勤できないので、うちの両親に事情を話し、自転車を乗せられるバンを借りることにする。するとお父さんが撤去先まで一緒に行ってくれるという。なんてやさしいお父さん。ホントに、マジで、うちのお父さんはこういうときにすごいやさしい。迎えに来てくれて、撤去先のB町で自転車を引き取り、車に乗せてうちの会社まで戻ってくれた。「アオコにも何回も自転車引き取り行かされたわ。あいつ最後の一台は引き取りに行ってないで」と言う。アオコ、ちゃんと自転車取りに行けよ、と思いながらちょっと高校生くらいに戻った気分。40歳にもなろうかというおばはんが、お父さんと一緒に撤去された自転車を取りに行ってる場合やないで、と自分で突っ込みながら懐かしい気持ちに浸った。
●9/13（木）21:00
とーちゃんがオカモトさんで飲んでいるらしい、迎えにいくと、他にお客さんはなく、店を閉めた状態でとーちゃん一人飲んでいる。「お腹すいてはるんちゃいます？」とオカモトさんが言ってくださり、若鶏のカルパッチョと生ハムがどどんと乗っかったパスタを作ってくれはる。このパスタ、滅多と食べれんよ。だってここはフレンチだもん。パスタにワインをいただきながら、ワイン談義に花を咲かせる私たち。「ビオワインってね〜」「へ〜！？」と大人の会話を楽しむ。
●9/14（金）22:20
「9時には帰るわ」と言ったきり、とーちゃんからは音沙汰なし。もう、帰ってこんでよろしい。
