十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

酔いどれBAD BOY

昨日は久しぶりにとーちゃんが外で飲んできて、帰ってきたのは夜10時をまわったころ。おお、だいぶ目がすわってますで。「だいぶ飲んだん?」と聞くと「いや。ぜ〜んぜん」と答える酔っぱらい。帰ってくるなり「ワイン飲もう、ワイン」と言い、自ら赤ワインをオープン。私泡盛いっちゃってるのに、今から赤〜?と思いながらお相手をすることに。



このシチリアワインを飲みながら「しかしボクが持ってるワインは、かなりすごいな」とワイン自慢をはじめる親父。200万はくだらんだろうとか、こんなん持ってる人は日本にそないおらんとか、まあ言いたい放題。しまいにはマサオから4本のワインを取り出し…




「この4本が特にすごいんよ」と具体的にレクチャー。くわしくは覚えてませんが(というか覚える気のない私)、なかなか珍しいイタリアワイン衆のよう。鑑定団で値段を聞いてみたいところだわ。



「ほんでな、ほんでな」と親父が押し入れから出してきたのがBAD BOYというこのワイン。どこのワインかわかります?これ。バッドボーイというわかりやすい英表記なのにフランスワインなんだって。どうやら古いフランスワイン体制に反逆するかのごとく、安いワインを提供している作り手さんらしい。ラベルもフランスっぽくなく軽いトーン。へえ、おもしろいね、どんな味なんやろう。



と、そこで親父電池切れでぱたり。おい、寝る前にワイン片付けなさい。ほんまにもう、あんたがバッドボーイか。いやボーイじゃないな。