十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

テニスせずしてテニス肘。

2ヶ月前くらいだったでしょうか。突然とーちゃんが「左肘が痛い。持ち上げると激痛が走る」と言い出しました。「何かしたん?心当たりは?」と聞くと「まったくない」と言う。よくある50肩的なものかと思い「そのうち治るんじゃね」と放置してましたが、その後も毎晩せっせと肘に湿布を貼って痛みをアピってきます。「そんなに痛いんやったら病院行きぃな」と言うと「行ってもしゃあない。レントゲン撮っても結局理由はわからず、湿布もらって終わりが関の山や」と親父。まあ確かにそうやわな。「これはきっとテニス肘なんよ。いろいろ調べたけど間違いないわ」は?テニス?あんた一度でもテニスしましたっけ?「いやしてないけど症状はぴったりなんよ」ふーん。不思議なもんやな。テニスせずしてテニス肘。「ほんだらうちの従兄弟に鍼打ってもらい。絶対一番ええよ。ちゃんと診てくれるから安心やで」というと「イヤやあ。鍼痛いやん」「痛くない」「怖いやん」「まったく怖くありません」「ほんだらかーちゃんついてきてくれる?」「アホ言いな」とさんざんやりとりしまして、ようやく腹を決め、昨日従兄弟の鍼灸院に行ってきました。もちろんひとりで。

 

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うちの従兄弟の鍼灸院は谷9にあるので、終わり時間に合わせてハイタン(関西人以外にはわからないよね)の寿司屋に集合。「で、どやった?」とビールを飲みつつ聞くと「全身に鍼うたれた」「せやろな。痛なかったやろ?」「痛かった」「さよか」「でもきっちりあっちこっち触ってくれてな、言われたんよ筋肉が違うって」とうれしそうに話す親父。聞くと、僕の筋肉は上が柔らかく、下は硬い二層になっててツボを探すのが難しかったらしいと。この二層の筋肉は珍しくてまるでスポーツ選手のようやと。「それは筋トレしてるからそうなってるってこと?」と聞くと「いや、体質的なものちゃうかな」とおそらく本人の推察で語りはじめるおっさん。「世が世ならイチローと並んでたはずや。東京オリンピックにも呼ばれるかもな。電話かかってくるかもな。聖火リレーかな?でもまあ選手生命の危機やからなこの痛みは」と肘をさすりながら悔しそうな顔をするおっさん。何言うとんの。もうええってそのデン。

 

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「ほんでさ、その痛みの理由、テニスやなくてスマホやろ?」と言うとはにかみながら「う、うん」と認めるおっさん。私もあれから調べたところ、テニス肘と呼ばれる症状が実はスマホを持つ姿勢で起こってるという記事を見つけてたのよね。「今この症状の人増えてるんやって。だから利き手じゃない左肘なんよ」ならしい。「あんたゲームぽちぽちやっとるもんな。ヤメや」と言うと「はい」と小さくなっておりました。

 

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鍼をうったからと言ってすぐに肘の痛みがなくなるわけじゃないけど、全身を触ってもらって鍼をうたれた経験はそれなりに良かったらしく「人生60年にして初めての鍼、なんかスッキリしました」といたく喜んでました。良かった良かった。うちの従兄弟と高知行きの計画を語ってきたらしく、身内にやってもらえる安心以上のものがあったようです。これからどんな風に肘の痛みが改善していくのか、鍼効果注目しときまーす。