十杯機嫌 〜飲んで飲んで、たまに犬〜

酒好きふたりと酒嫌いな犬。

日本語について語ろう。

曇り空の土曜の朝です。あ〜今日は休めるのでうれしい♪ホントはスペイン料理を食べに行きたかったのに、「す〜し〜に行きたい〜」(←だからシースー!)と親父がうるさいので、明日の昼に寿司を食べにいくことになりました。うーん、気持ち半ババ。






昨夜、一通り晩ご飯を食べ終えて、アテとしての豆腐withカラスコ。辛いっ!けど旨いっ!!うちの妹もかなりハマっているらしく、「何にでもかけてるで」ならしい。そうや、これからカラスコ好きな人を「カラスカー」と呼ぼう。カラスカーのTシャツでも作ろかな♪いる?






 ※なぜ○が付いているのかは最後まで読むとわかります。
さて話題はこちら。ブルータスの11/1号で「美しい言葉」をテーマに特集していたので、中身も見ずにジャケ買い。まあ仕事柄、このタイトルだけで惹かれてしまいますわな。じっくり読もうと思って家に持って帰ったら、意外にもとーちゃんが食いついた。「ふ〜ん、なかなか面白そうやなあ」とチラ見している。「どこが面白そう?」と聞くと、「ここ、ええなあ」と言う。どれどれ







「美しい色の表現」というテーマで、日本語での色の表記が紹介されている。よく見るとへへ〜な名前ばかり。たとえば「濡羽色」と書いて「ぬればいろ」と読むのですが、どんな色か想像できますか?わかりやすく言うと「黒」なんですけどね、とーちゃん曰く、「多分、カラスのつやつやとした羽の色に例えた名前なんやろなあ」らしい。あとね、「瓶覗」と書いて「かめのぞき」と読むこの色、わかります?少し濁りのある水色のような色。瓶底に残った水の色からこの名前になったのかしらん。おもしろいねえ、日本語って。ほんで美しいね、確かに。







まあ私には実は下心があってですね、この特集の中に村上作品解説が載っていたの。確実にしっかりとシャツをインした春樹さん。とーちゃんやったらアウトやけど、春樹さんはOK!いいんだよ。そういうもんなんだよ。と一人ふむふむしていたらとーちゃんからひとつ物言いが入った。「なあなあこの表紙やねんけどな、美しいの<美>と言葉の<葉>って、最後のところシューって伸ばさんでいいの?」と聞いてきた。クレジットを見ると有名な人が書いた文字のようやけど、どうなんやろ。確かにうちらの世代は、ここシューってきれいにハネなあかんかったよねえ。じゃあ書道家に聞いてみましょう、Kさんよ、どうなんですか?こういう書き方ってOKなん?